第37回御嶽流神楽大会 浅草流細枝神楽『貴見城』
2024年10月7日に豊後大野市宇田枝の神楽の里・能場公園で開催された、第37回御嶽流神楽大会で、上演された臼杵市野津町・浅草流細枝神楽の神楽『貴見城』です。
貴見城は、海幸山幸の兄弟神の物語で、兄神の海幸彦の釣り竿と、弟神の山幸彦の弓矢を交換してそれぞれが山と海に分かれ猟と漁をしたが、山幸彦は釣り針を無くしてしまい、腰に差した十握剣を割いて釣り針を作り、海幸彦に返したが、兄神は元の釣り針を返せと言われ、困り果ていると、海神の助けで、弘原海の宮(貴見城)を訪れ、釣り針を探し出し戻って来るという神話の舞です。