名湯として知られる伊香保温泉。その伊香保には、文豪、夏目漱石先生の青春時代の恋の秘密が隠されています。また、湯元である河鹿橋付近には榛名山系の豊かな自然に育まれた、モミジ、カエデ、クヌギ、ウルシなどが一斉に色づき始めます。
目次
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00:02 伊香保温泉は約500年前、河鹿橋付近の元湯地区に、
00:17 千明三右衛門が創業した千明仁泉亭が始まりです。
00:55 その後、西暦1575年6月、日本の天下を巡り、織田軍と武田軍の長篠の戦いがおこなわれ、
01:17 長篠の戦いで負傷した武田兵の療養にと、翌年に武田勝頼が真田昌幸に命じたのが温泉街の始まりです。
01:33 急傾斜地に作られた温泉街の象徴となる石段が整備されました。
01:47 石段からは長い長い階段を上り、10分ほど平坦な道を歩きます。
02:05 石段街入口には伊香保温泉の象徴、黄金の湯が流れています。
02:20 伊香保最古の旅館、仁泉亭。黄金の湯、源泉かけ流しの宿。
02:39 石段には与謝野晶子の「伊香保の街」の詩が刻まれています。
03:18 河鹿橋のライトアップ。
03:40 一年で伊香保が最も輝く季節。
04:26 伊香保温泉秘話。伊香保と文豪、夏目漱石。
04:55 明治27年(1894)7月25日、27歳の夏目漱石は、ひとり伊香保温泉に向かいました。
05:17 当時、三角関係にあった、恋敵、小屋保治と会って決着をつけるためです。
05:37 二人の話し合いは伊香保でつけられ、漱石があきらめてこの恋を小屋に譲りました。
05:52 楠緒子は小屋と結婚しました。
06:07 そんな訳で、漱石の作品には、しばしば小屋や楠緒子がモデルとして描写されています。
06:24 『それから』の平岡と代助、『こころ』のKと先生の三角関係に似ています。
06:42 『硝子戸の中』で漱石は彼女の面影を描いています。
07:01 「実は何処の美しい方かと思って見ていました。」
07:19 その時楠緒さんが何と答えたか、私は確かに覚えていない。
#伊香保 #紅葉 #夏目漱石
2 Comments
伊香保の階段に有る足湯が大好きです✨
夜は、こんなに綺麗なんだぁ😆👍✨
吾妻峡からの帰りで河鹿橋へ寄って来ました
紅葉も9割ほどの仕上がりで久々の観光を楽しめました´ω`*