蕎麦旅 「佐久の草笛」佐久市 くるみそば #草笛 #くるみ #蕎麦 #佐久 #長野 #臼田 #五稜郭 #jaxa #宇宙 #日本三大 #ケーキ #洋菓子 #スイーツ #旅 #観光 #そば #コスモ

 今回の蕎麦旅は、長野県佐久市にある「佐久の草笛」。
本店は隣町の小諸市にあり、名物は1961年に本店で創作メニューとして産まれた「くるみそば」。
ペースト状のくるみを蕎麦汁で溶かしのばして自分好みの甘さに調整して食べる蕎麦。
くるみの独特なコクと甘みもあり、蕎麦汁を全て入れると甘塩っぱくなる。
今では他店でも同じようなくるみそばを提供する店舗もあるが、本家元祖は「草笛」である。
佐久市は2005年に、北佐久郡望月町と隣町の同じく北佐久郡浅科村、南佐久郡臼田町と佐久市が合併されて現「佐久市」となった。
先ずは、旧 臼田町田口にある日本に 2つあった!!本州の五稜郭、「龍岡城五稜郭」へ。
自身何度も立ち寄ってはいるが、立ち寄る度に何かが変わっている感じ、今回は入口側とお堀の一部が工事中。
市教育委員会の基本計画「復元計画」でいろいろと変わっていく最中。どう変わるのか大変楽しみである。自分の生存中に終わると良いな···!?
次に、星の街「臼田町」のシンボル的存在で長年存在は知っており、40年近くいつも素通りしてきたコスモタワーへ。
初入場!! びっくり、エレベーターないんかい! 少しヒーこらしながら最上階の展望台へ。眺め良いはずが生憎の曇天。良い運動でした〜!
子供連れなら、タワーの周りにいろんな遊具があって楽しめそうです。
旧 臼田町には、星座の名前の通りが存在しています。
最後に、「JAXA 臼田宇宙空間観測所 スペースセンター」へ。
此方は、日本最大の通信パラボラアンテナがあり、近隣の美笹高原にも同じJAXAのパラボラアンテナと野辺山高原には国立天文台のパラボラアンテナがある。
野辺山のパラボラアンテナにも圧巻されたが、臼田のパラボラアンテナは野辺山より、ふた周り大きいサイズでコレまた圧巻!!
此方は、受信のみの探査用受信パラボラアンテナではなく、惑星探査機への指示の通信ができる通信(送受信)パラボラアンテナである。彗星や火星や小惑星の探査機「さきがけ」「すいせい」「のぞみ」「はやぶさ」「はやぶさ 2」等へ指示通信をしていた。
スマホのGoogleマップで草笛へ行くが、結果遠回り?で途中から行き違いが出来そうにない登りの林道を通され2WDでスタックしないか「大丈夫か?」と不安になりながら、ガソリン残量を気にしつつ蓼科スカイラインに合流。途中ガソリン補給しホッと無事に「草笛」に到着。
開店30分前に到着したにも関わらず、既に30人近く並んでいてビックリ!! 
並ぶとは聞いていたが、グループが多かったようでこんなに並んでいるとは!!
入店してから予約表に人数と名前(代表者等)と希望の座席(テーブル席か座敷)を記入し入口付近で待つタイプ。
回転は結構速い。名前を呼ばれて人数と座敷を確認後、席に案内される。
スタッフさんは多数いるが親切丁寧だった。着席、即注文し蕎麦茶を飲んで暫く待つことに。
「くるみそば」が着弾。(蕎麦湯込)
くるみペーストは案外甘く、蕎麦汁で調整するが甘過ぎずると蕎麦の香りや味がボヤける感があり、蕎麦汁は全投入しました。人によってはこの甘さに蕎麦が合わない人もいるかもしれませんが、大変美味しかったです!
また、「草笛」の蕎麦の量が普通の盛りでも多く、普通で十分満足でした。普通の他、「小盛」、普通の上に「中盛」、「大盛」があるそうです。
小盛が−50円 
中盛が+520円
大盛が+750円。
上田市にある「刀屋」同等にコスパ最強クラスでリーズナブルでした。
佐久市は人口の割にケーキ屋(洋菓子店)が多く、「日本三大ケーキの街」とされている。その中でNo.1との呼び声高い「ピータース」さんへデザートを!!
いろいろな洋菓子が有り目移りしていたが、草笛で満足していたのでジェラート「神津牧場ジャージー乳」を注文。
神津牧場は長野県と群馬県の境にある牧場で、自分の記憶が正しければ、日本(本州)でいち早く乳牛のジャージー種を飼育搾乳した牧場だった筈····かつ、作曲家の神津善行さん(中村メイコさんの旦那)の遠い親戚とか···むか〜し昔、聴いた記憶があるのですが、本当かどうか?
ジャージー乳としてはイメージ的に色が白過ぎる感がありましたが、濃厚でコクがあり甘いけど甘過ぎず大変美味しかったです。
次回来たら絶対洋菓子を買うぞ!!
どのケーキや焼菓子やプリンやパフェも滅茶苦茶美味しそうだった!!

※佐久市観光協会公式HP
https://www.sakukankou.jp/

※佐久市観光協会HP「龍岡城五稜郭」
https://www.sakukankou.jp/sightseeing/tatsuokajou-goryoukaku/

※佐久市HP「龍岡城五稜郭」
https://www.city.saku.nagano.jp/kanko/spot/meisho_shiseki/tatsuokajogoryokaku.htm

※JAXA宇宙航空研究開発機構HP「臼田宇宙空間観測所」
https://www.jaxa.jp/about/centers/udsc/index_j.html

※草笛公式HP
https://www.kusabue.co.jp/

※ケーキブティック 「ピータース」公式HP
http://peter-s.jp/sp/

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現在の蕎麦「そば切り」の歴史

「信州そば」発祥の正確な時期は不明ですが、そばを麺状にして食べる「そば切り」は1574年の信州木曽定勝寺の落成祝いに振る舞われたのが最古の文献記録です。それまでも日本国内では蕎麦が食べられていましたが、「そばがき」や「そば団子」などが主流でした。
信州は山間地、高冷地が多く、昼夜の気温差が高くて蕎麦の栽培には最適な土地柄です。今では耐冷性の強いコシヒカリ品種の誕生により、稲作生産量は全国13位ですが、もともと稲作に不向きな信州では蕎麦の栽培が盛んになり、江戸時代には信州信濃国の本山宿から全国に麺状「そば切り」の蕎麦が広まっていき、とりわけ江戸では信州そばがルーツとされる江戸そばが大変な賑わいを見せるようになりました。
江戸で1789年に信州の行商人が信州更科蕎麦屋を始めたのをきっかけに、藪そばと共に江戸中にそばが広まりました。1860年には江戸府内には3,763店のそば屋があった事が確認されています。
信州そばのジャンル
信州そばの起源。伊那市の「行者そば」は西暦700年頃、修験道の開祖である行者、役小角(えんのおずぬ)が駒ケ岳で修行した際に地元の方々に世話になった御礼に渡した蕎麦の種に由来し、地域では貰った蕎麦の種を大事に育て、伊那地方だけでなく信州全域に広まったと伝えられています。 「行者そば」は大根おろしに焼き味噌を入れた辛つゆで食べるのが特徴です。当時はまだ「醤油」がなく、醤油の量産が始まるのは18世紀である。
行者そばから派生したのが、「高遠そば」です。高遠町では郷土食として各家庭で脈々と受け継がれきており、「そばの打てない女性は嫁にはいけない」と言われるほどの地域であるがゆえに、商売としては成り立ちにくく、長年、町内にはそば屋はほとんど存在しなかった。2代将軍・徳川秀忠の四男・保科正之は、1631年に信濃高遠藩3万石の藩主となり、正之が会津転封の際に一緒に連れて来た蕎麦打ち職人から続く伝統の蕎麦は、正之が初めて藩主となった高遠藩に由来して「高遠そば」と呼ばれ、福島県会津地方に根ざした。また第4代将軍・家綱の補佐をしていた江戸にも蕎麦を広めたと考えられている。高遠藩からは徳川将軍家に寒ざらし蕎麦を献上する慣例も。1998年の高遠町に「高遠そば」を伝承や文献をもとに飲食店により復活させ食べる事ができる。食べ方は行者そばに近い。
「おしぼりそば」行者、高遠と似た辛つゆで食べるそば。おしぼりそばは、長野県北信地方の郷土料理の一つで、ねずみ大根という大根をすりおろし、その絞り汁に信州味噌を溶かして汁をつくり、それにそばをつけて食べるというものです。また、ねずみ大根以外にも中之条大根、上野大根、戸隠大根などの大根が使用されることもあり、これらの大根の特徴はすべて辛みが強いという点です。絞り汁は大変辛味が強く、味噌を加えることで辛さを調節しながら食べます。
「寒ざらしそば」は、江戸時代、信濃国の高遠藩の保科正之により、将軍家に献上されていた。「寒ざらしそば」は、秋に収穫したそばの実を、冬の厳寒期に冷たい水につけ、これを寒風にさらして乾燥させたものを使います。そばは、冷水につけて寒風にさらすと、余分なアクや渋みが抜け、甘みと風味が増し、舌触りがよくなります。この「寒ざらし」の製法は、そばを献上するために考えられた手法で、これにより夏でもそばを食べることができるようになった。
「戸隠そば」は、江戸時代に、寛永寺の僧侶が戸隠寺にそば切りの技を伝えたという記録があり、戸隠寺の奥院が別当をもてなす際、特別食として用意したのがそばきりだったそうです。戸隠そばの特徴として、挽きぐるみ(ソバの甘皮を取らずに挽く)を基本使用。延すとき、四つ出し(四角く伸ばす)をせず、丸延しすること。麺棒は一本のみ。水を殆ど切らずに出すこと。「ぼっち盛り」と呼ばれる独特の馬蹄形状に盛る。根曲り竹で編まれた円形のざるに盛る。海苔はかけられない。長野市戸隠の「戸隠そば」は岩手のわんこそば、島根の出雲そばと並ぶ日本三大そばの一つ。
「早蕎麦(はやそば)」は、長野県下高井郡山ノ内町や下水内郡栄村などに伝わる大根とそば粉で作った郷土食。大根を細く千切りにし、鍋の中で煮て、そこへ醤油か味噌で味付けをします。水で溶いたそば粉を鍋に少しずつ入れかき回すと千切り大根にそば粉がまとわりついた「そばがき」の一種。そば切りを作るよりも早く短時間で仕上がることから「早蕎麦」の名前がつきました。「早蕎麦」のほか、「むじな蕎麦」、「須賀川そば」とも呼ばれます。大根のシャキシャキ感と水で溶いたそば粉ののどごしが早蕎麦の特徴です。手軽にできる日常の食として今日まで伝承されてきましたが、大根を増量材として用いる救荒食の意味合いも強かったといわれています。現在では、長野県の選択無形民俗文化財に指定されています。
「富倉そば」は、長野県飯山市富倉に伝わる、つなぎに山ごぼう (主にオヤマボクチ) の茸毛 (葉の繊維) を使った蕎麦のこと。そのため富倉そばは、つるっとした舌触り、滑らかな のどごし、細打ちでも強いコシがあり、噛むたびにプチプチと弾ける独特の食感が特徴。同類そばとして須賀川そば、名水火口そばと、オヤマボクチにフノリを追加した天神そばがあります。
「とうじそば」は、投汁そば(とうじそば)は、長野県松本市奈川地区のご当地そばで、野菜や鳥を味噌で煮込んだ鍋の中で、投じ篭(とうじかご)にゆでた蕎麦を入れて温めて食べるそばで、冬に暖まるそば。蕎麦屋では冬季限定で提供される店が多い。
「すんきそば」は、木曽郡木曽町の開田高原では開田名物の冬の漬物の「すんき漬」を使った「すんきそば」があります。「すんき漬」とは開田高原で獲れる赤カブを乳酸発酵させた漬物で、そばつゆと一緒に煮込んでそばと一緒にしたのが「すんきそば」です。

 蕎麦チェック明細
蕎麦粉生地[メッシュ]の細かさ
「粗目」味わい特化系 繋ぎにくい
「中目」一般的 中立的
「細目」のどごし特化系 繋ぎやすい
「MIX」粗粒が入った粗細良い所取り
系列
「藪系」蕎麦種の外皮を取り甘皮部分の蕎麦粉をメインに打った蕎麦。香りや蕎麦の味もでやすい。
「田舎系」蕎麦種全体の蕎麦粉をメインに打った蕎麦。味わい重視的。
「更科系」蕎麦種の中心部分デンプン質の粉をメインに打った蕎麦。湯ゴネしないと繋がらない。のどごし重視で、抹茶の粉等、フレーバーをたすことができる。「白より白い更科蕎麦」と言われたりする。
割合は表記しません。
※あくまでも蕎麦好き素人の個人の感覚ですので、参考までに!

1 Comment

  1. こんにちは♪
    五稜郭は一つじゃなかったなんて初めて知りました‼️
    まだまだ知らないこと沢山あるんだなあと実感しましたよ😅
    草笛は人気店なのですねー
    くるみと蕎麦の組み合わせはまだ未体験です。でも想像すると生唾出てきます😆
    そろそろ新蕎麦の季節が迫っていますね。私の住む地域は今そばの花があちこちで咲いています♪

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