【秩父の祭】三沢八幡大神社例大祭_令和6年9月15日(日)
■三沢八幡大神社例大祭
場所:三沢八幡大神社 (秩父郡皆野町大字上三沢2844)
※秩父鉄道親鼻駅から上三沢まで西武バス※14分+徒歩5分
内容:9月に行われる秩父地方で一番遅い夏祭りです。夏の最後を締めくくる華やかな笠鉾をぜひご覧ください。
https://www.minano.gr.jp/event/
■八幡大神社について
八幡大神社は、上三沢の総社として創建以来約八百余年の歴史を持つ由緒ある鎮守です。
伝説や、江戸時代後期に書かれた新編武蔵風土記稿によりますと、創建の年は不明とされておりますが、鎌倉時代のはじめごろ、当時秩父地域を支配していた坂東武者・畠山重能かその嫡男の重忠が鎌倉幕府に請願し、鶴岡八幡宮を勧請(神の分霊を移す事)してここに祀ったものと言われています。
御祭神は、大十五代応神天皇(誉田別尊ほんだわけのみこと)を主神として祀り、武運長久、勝利祈願、家内福寿、出世開運、病気平癒、夫婦安泰、子育大願、縁結び、五穀豊穣等の御利益があるとされております。
神社の東西南北四百メートル以内には、創建当時に設置されたと言われる四方固めの石(四方杭)があり、その背後の山には守護神・四天王を祀る小社があります。また神社には、慶長九年(一六〇四年・織田豊臣時代)と元禄十年(一六九七年。江戸時代)の本殿改修の棟札二枚や江戸時代に式三番で使ったと思われる面や神楽面、烏帽子、扇子が残されています。
神社の管理は、室町時代中期の明応元年(一四九二年)に上三沢曲木まがきにあった修験道の寺の大泉院の祐仙法印ゆうせんほういんという修験者が最初に奉仕したと言われておりますが、明治になり神仏分離令が出るまで常楽寺の管理下に置かれていました。その後、明治四十年に三沢上郷にあった各神社を統合し、大正十三年の氏子総代を中心に、その年の行事により運営しています。
境内には、八阪神社や天神社、古峰神社、織姫神社などが祀られているほか、室町時代中期の武将で、鉢形城(寄居町)を改修して拠城とした三沢にも「なごうさま」の伝説がある長尾景春か、または、室町時代後期に龍ヶ谷城りゅうがやじょう(下三沢)を築いた藤田重利(用土新左江エ門)の家来であったとも考えられる玉川小太郎か、その子息の慰霊を祀ったものとも言われる玉川家の氏神様玉川神社があります。毎年九月の例大祭にはこの氏神を拝礼した後に例大祭の祭典をとり行っています。
主な年中行事は、一月の元旦祭、三月に祈年祭、九月例大祭、十二月新穀感謝祭、大晦日の大祓いで、九月の例大祭には笠鉾が上三沢地内を引き回され賑わいを見せます。また、大晦日の大祓いは行列を組み、笛や太鼓を奏で、宮司が沿道に集まった人々の罪と穢れを祓い清めながら中三沢境いまで行進し、厄神を三沢川に祓い流し一年の神事が終わりとなります。
平成二十四年九月
八幡大神社