管絃祭〜地御前神社御迎え〜

地御前神社前にて御座船お迎えの様子
撮りっぱなしです
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
00:00 御座船到着
09:10 祝詞
14:10 管弦奉納
34:00 離岸〜三匝
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
「図説廿日市の歴史」より
管絃祭は、厳島神社から地御前神社の神に会いに来られた厳島神社の祭神「市杵島比売命」(イチキシマヒメノミコト)をお迎えに行く祭事で、旧暦の6月17日夜に行われる。地御前では、管絃祭のことを「おかげんさん」、または「十七夜」と呼んでいる。

管絃祭は、厳島神社を出た御座船が、江波(広島市中区)と阿賀(呉市)の漕ぎ船に引かれ、高田(江田島市)の御供船を従えて地御前神社に向かうことから始まる。
地御前沖で一時停泊して潮待ちをするが、江波船は地御前神社へ先行する。地御前からは、代表者が乗った水崎案内船が出向きお迎えし、御座船は地御前神社前のお州堀りされた御池へ進む。
地御前神社では、お供え、祝詞があって管絃がはじまり、管絃の音が高らかに響き祭りは最高潮になる。やがて、御座船は周りを三回めぐり(三匝)、おりから昇る月影を浴びながら、御座船は宮島の長浜神社を指して帰っていくのである。                                                                                                                                                                                                                                      

この祭りは、このあたりの夏を飾る一大祭典であり、昔は廿日市各地でかがり火を焚いたり、提灯を灯したり、「ぬりつけ餅」を神棚に備えたりして、宮島の神を迎えたものである。

1 Comment

  1. 管絃祭 地御前神社御迎えはいいですね。映像が綺麗です。ほっこりします。ご案内ありがとうございます。

Write A Comment