高齢者 車二人旅 最終話
北の大地を巡るドライブ旅行は、東北から北海道への長い道のりから始まった。初日の夜、、いわきの道の駅で車中泊をし、朝日が昇ると同時にエンジンをかけた。**石巻の美しい海岸線を走り抜け、澄んだ朝の空気が窓から心地よく流れ込む。**太陽の光が海面で煌めく様子が二人を魅了した。石巻を過ぎると、大船渡の温泉宿に到着し、旅の疲れを癒す温泉と新鮮な海の幸が二人を迎えた。
翌日、青空が広がる下、フェリーが静かに大間港を離れ、デッキに立つ二人の目の前に広がる海は無限に続くかのようだった。海を渡り、函館に到着すると、二人は日本海を左手に見ながら車を北へと走らせた。道中、島牧村の穏やかな田園風景が広がり、積丹町の神威岬では、荒々しい海と切り立つ断崖が見事に調和する光景に息を飲んだ。
小樽の歴史的な運河や、留萌市の豊かな自然が彩る旅は、徐々に最北端へと向かっていく。ノシャップ岬に立ち、最北端の冷たい風を受けると、稚内への道がさらに続いていた。そこから、フェリーに乗り、二つの美しい島々、礼文島と利尻島を訪れる。礼文島の澄んだ空気と雄大な自然が包み込み、利尻島ではその堂々とした利尻富士が、彼らの心に深く刻まれた。
宗谷岬で日本最北端の碑を見上げ、「ここまで来たね」と感慨深くつぶやく。私は静かにうなずき、遠く北の空へと想いを馳せた。旅は続き、富良野では一面に広がるラベンダー畑が風に揺れ、紫の絨毯が壮麗な風景を創り上げていた。
やがて、青森へと戻り、龍飛岬の荒々しい海と風に包まれる。ここには国道339号が延びており、車で走ることはできない階段国道として知られている。あじさいの花がその斜面に咲き誇り、壮観な景色の中、歩みを進めた。海風が花々を揺らし、紫と青の彩りが道の両脇に広がっていく。
この旅で生まれた思い出の数々は、家に帰っても色褪せることなく心の中に残り続けるでしょう。そしてまた、次の旅へと私を誘うのです。だって、人生は旅そのものですから。
1 Comment
旅はいいですよねー😊動画ありがとうございました