【4K動画】全国でも珍しい【重陽の節句・はんまあさま】伊豆稲取の伝統行事 (改訂版)

毎年 9月9日、伊豆稲取では重陽の節句 「はんまあさま」 が行われます。
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前日の9月8日、ハマユウの葉と松の葉で奇数(おうちによっては家族の人数)分の
武士と魚・イカの人形を作り おぼんにのせ
かしわ餅やお神酒といっしょに神前に供えて祀ります。
翌日の9月9日の夕方、「イカとサンマにならっしぇえよ」
と唱えながら、泣きまねをして海に流します。

【 はんまあさまの由来 】 (概要)

むかし、むかし、稲取が
小さな漁村だったころのお話です。

その年は、海に出ても一匹の魚も捕れず
毎日、毎日、ぼんやり海を見て暮らしていました。
そんなある日、龍宮さまの沖にかけて
カモメの群れが空いっぱいに舞い飛んでいました。
久しぶりに漁ができると、勢いこんで漕ぎ出しました。
漁師の目はとりやまの下に注がれました。
すると、丸太を組んだイカダの上に
戦に敗れたと思われる武士が
折り重なるようにして息絶えていました。

海で働く漁師にとっては遭難者があったり
仏様が流れていたりするのを見て
そのままにしておくことはできません。
戦に敗れ、イカダの上で仏様になった武士は
漁師たちに手厚く葬られました。

その年を境にして稲取の沖では
イカとサンマがたくさん捕れるようになりました。

今でも稲取の漁師は、漁をさせてくれる仏様を
「 はんまあさま 」「 はんまあさま 」 と言って
毎年9月8日、9月9日にお祀りをしています。
稲取が小さな漁村だったころのお話です。

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0:00 オープニング
0:12 五節句とは
1:32 伊豆稲取の「重陽の節句」
1:54 「はんまあさま」とは
3:15 「はんまあさま」の碑
3:38 「はんまあさま」の語源
4:19 昔ばなし「はんまあさま」
6:18 「はんまあさま」の作り方(一例)
8:21 エンディング

Every year on September 9th, the festival “Hanma-sama” of the Double Ninth Festival is held in Izu Inatori.
On September 8th, the day before, we made an odd number of samurai, fish, and squid dolls from Hamayu leaves and pine needles, placed them on a tray, and offered them to the shrine with kashiwa mochi and sacred sake. Enshrine.
The next day, on the evening of September 9, while chanting “Become a squid and a saury,” weep and let it flow into the sea.

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