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ここ数年で新しいスイーツ店や海鮮のお店が次々にオープンしています。
そんな熱海は若い女性にも人気の温泉地となっています。
でも、まだまだ「昭和」の香りを強く残している街。
『熱海ノスタルジア vol.01』では、
平和通り商店街と仲見世通り商店街を中心に昭和レトロ感を映像にしました。
今回の『しあわせ温泉旅行』は、
熱海の裏路地を歩いて「ディープな熱海」を映像にしました。
喫茶店や旧赤線街、旧青線街にも触れています。
☆ 本家 ときわぎ https://atami-tokiwagi.com/
熱海銀座の入口(海側ではない方)の交差点にある、
大正7年創業の老舗和菓子屋さん。
佇まいがとっても目立っているのですぐに目に留まると思います。
☆ 常盤木羊羹店 総本家 https://tsurukichi-yokan.com/
上記のお店の反対側にある和菓子屋さん。
「本家 ときわぎ」とは因縁のあるお店。
☆ パインツリー
熱海銀座商店街にある1978年(昭和53年)に創業した純喫茶。
ショーケースに並ぶサンプルや店内のテーブルゲームなど、昭和レトロ感いっぱい。
また、製造中止で今ではもう手に入らない、貴重なパフェの器もあります。
☆ ボンネット
「ボンネット」は、1952(昭和27)年にオープンしました。
店に一歩足を踏み入れるとそこは昭和にタイムスリップしたかのような空間が広がります。
カウンター席、そしてクリーム色と赤の二色使いが可愛らしい椅子のテーブル席。
店の中央にはレトロなショーケースもあります。
ボンネットのハンバーガーは、レタスと玉ねぎが別添えで提供されて自分で野菜を挟むスタイルです。銀座の将校クラブで働いた時に出合ったのがハンバーガーとのこと。
「日本人に合う味付けをしたら、きっと爆発的にヒットする」と感じた増田さんは、オリジナルハンバーガーを看板メニューに「ボンネット」をオープンしました。
日本人にまだ馴染みのないハンバーガーは、最初はとても奇妙がられたそう。最初に芸者さんが来るようになり、その芸者さんを見たいとお客さんが集まるようになって店は人気店になりました。
コーヒーにもこだわりが
「ボンネット」のコーヒーはオリジナルブレンド。
豆はコロンビアを中心にモカやブラジル、季節によってハワイコナをブレンドすることもあります。
サイフォンで丁寧に淹れてくれるコーヒー。
アツアツのカップに淹れたてのコーヒーをテーブルで増田さんが注いでくれます。
ハンバーガーもコーヒーもテーブルで最後の仕上げをするのがボンネット流。
店名「ボンネット」の由来
「ボンネットは女性の帽子のことでね」と、指を差しお店のオリジナルTシャツを指差す増田さん。
店名を何にしようか考えていた時、戦後日本でアメリカのミュージカル映画第1号として公開された「イースター・パレード」を見て「これだ!」と思ったのだそうです。
ボンネットをかぶった女性がたくさん登場する場面を見て、「熱海は芸者さんや銀行員など、女性がたくさんいる街だったから。
女性が気軽に来やすいようにとこの店名にしたんです」と振り返ります。
70年以上、熱海と共に生きてきた増田さん。
「浴衣姿の人が減ってしまったのは寂しいね」とお話ししてくれました。最後に一つ、質問してみました。「若さの秘訣は何ですか?」と。
「何でもやってみることだよ」と、キラキラ輝く瞳で答えてくれました。
☆ アタミ銀座劇場 https://ginza-gekijo.com/