山代温泉(やましろおんせん)は、石川県加賀市(旧国加賀国)にある温泉。
加賀温泉郷に含まれる。和倉温泉、山中温泉、片山津温泉と並ぶ石川県有数の温泉である。
加賀市には山代温泉という町名がある。
泉質
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉・塩化物泉
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
ほか2種
温泉街
北陸3県で最大級の温泉街のひとつである。[独自研究?]石川県においては、山代・山中・片山津という順序で温泉地が呼ばれるように、その順序で大きさを表すものといえる。[独自研究?]歓楽温泉としての知名度は高く、近畿地方では男性が「山代に行く」といえば大抵、女遊びに行くことを暗喩するといわれるほど、戦後は歓楽温泉として著しい発展を遂げた。[独自研究?]
江戸時代の山城温泉は、「総湯」と呼ばれる共同浴場を中心として町が作られていた。「総湯」の周囲に温泉宿が立ち並び、湯治客は「総湯」に通ったり、ときには自然の中を散策しながら長逗留していた。「総湯」を中心とした周囲の街並みを「湯の曲輪」(ゆのがわ)といい、北陸特有の呼び方となっている。[要出典]
近世の山城温泉には古九谷を再興した吉田屋窯が置かれた。吉田屋窯の流れを汲む観光施設として国指定史跡の九谷焼窯跡展示館がある。交流施設としてはづちを楽堂がある。