6月21日、積水ハウスとマリオット・インターナショナルは、九州初出店であり、日本で6番目の「ザ・リッツ・カールトン」として「ザ・リッツ・カールトン福岡」(所在地:福岡県福岡市中央区大名2-6-50福岡大名ガーデンシティ、総支配人:ラドゥ・チェルニア)を開業しました。

インバウンドの本格受け入れ再開や、日本国内のコロナウイルス5類移行に伴い、国内全体で観光目的の訪日外国人客は急増しています。一方、東京・大阪以外の九州を含めた地方には、ラグジュアリーホテルが少なく、富裕層の外国人観光客の受け入れ先が無いことが課題として挙げられています。

この度、マリオットの最上位ブランドであり、九州最高級となるラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」が開業することで、九州観光を待ち望む世界の富裕層観光客のニーズに対応。さらに、世界の要人をおもてなしできるホスピタリティの提供により、現在日本4番目のMICE開催数を誇る福岡へのさらなる招致も期待できます。

ザ・リッツ・カールトン福岡 概要

事業主 積水ハウス株式会社
ホテル運営 マリオット・インターナショナル
デザイン監修・インテリアデザイン LAYAN DESIGN GROUP、株式会社 STRICK LAND
建築設計・管理 株式会社久米設計
所在地 福岡県福岡市中央区大名 2-6-5福岡大名ガーデンシティ
階数 1・3・18・19-23・24 階
客室 167 室
付帯施設 レストラン、バー、ロビーラウンジ、宴会場、スパ、プール、サウナ、フィットネスセンター、ウェディングチャペル
開業日 2023 年 6 月 21 日

福岡市立大名小学校は1873年明治6年設立の福岡市内最古の小学校の一つだったが、郊外への人口流出や少子化等による児童数減少から2014年(平成24年)3月に閉校。福岡県初の総理大臣広田弘毅の出身校。

福岡市の繁華街である天神の西側にあるため、再開発構想「天神ビッグバン」の一環として、福岡市が跡地活用を事業者を公募。2018年9月、⼤名プロジェクト特定⽬的会社 積⽔ハウス、⻄⽇本鉄道、⻄部⽡斯、 ⻄⽇本新聞社、福岡商事を契約相手方として2092年12⽉まで定期借地権設定契約を締結。MICE誘致の足かせとなっていたエクゼクティブホテルがない福岡市において念願の5つ星ホテルであるザ・リッツカールトン福岡のオープンはアジアに開かれた国際都市へのドライブがかかることになります。総事業費は500億円。不動産は信託方式を採用。

MICEとは、Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行)、Convention またはConference(大会・学会・国際会議)、Exhibition(展示会)の頭文字をとった造語。

旧大名小学校校舎は官民連携の創業支援施設「Fukuoka Growth Next」として生まれ変わり、約3,000平方メートルの校庭は 芝生で敷き詰められた憩い・賑わいの場 ・防災広場として再現。

事業主
⼤名プロジェクト特定⽬的会社 積⽔ハウス株式会社、⻄⽇本鉄道株式会社、⻄部⽡斯株式会社、 株式会社⻄⽇本新聞社、福岡商事株式会社
ホテル運営 マリオット・インターナショナル
施⼯ 清⽔建設株式会社、株式会社鴻池組、積和建設九州株式会社
設計 株式会社久⽶設計、株式会社醇建築まちづくり研究所
維持管理・運営 ⻄⽇本鉄道株式会社、三菱地所株式会社、積和管理九州株式会社
⼟地所有者 福岡市
所在地 福岡県福岡市中央区⼤名⼆丁⽬165番1,2及び3
敷地⾯積 約11,900平方メートル(計画地⾯積(既存の南校舎敷地を除く):約10,000平方メートル)
全体概要 計画概要:地下1階、地上25階
延床⾯積:約90,400平方メートル
容積対象床⾯積:約80,000平方メートル
建築⾯積:約5,600平方メートル
最⾼⾼さ:約111m
広場 ・校区⾏事の活⽤を踏まえた形状。⾯積:約3,000㎡

リッツカールトンの名前の由来は

リッツカールトンの名前は、創業者のセザール・リッツ(Cesar Ritz)と彼のビジネスパートナーであるオーギュスト・エスコフィエ(Auguste Escoffier)に由来しています。

セザール・リッツは19世紀末から20世紀初頭にかけて、フランスのリッツホテルやサヴォイホテルなどで成功を収めたホテル経営者でした。彼は非常に高いサービス品質と贅沢な雰囲気を持つホテルを提供することで評判を築き、世界中の上流社会から支持を受けました。

オーギュスト・エスコフィエは、有名なフレンチシェフであり、セザール・リッツとともにリッツホテルの成功に貢献しました。エスコフィエは、料理の革新と高品質な食事体験の提供において非常に評価されています。

セザール・リッツとオーギュスト・エスコフィエの協力により、1907年にニューヨークで最初のリッツカールトンホテルが開業され、その後、世界中に広がっていきました。リッツカールトンの名前は、セザール・リッツとオーギュスト・エスコフィエの名声と功績を反映しています。

リッツ カールトンとは
リッツカールトン(The Ritz-Carlton)は、世界的に有名な高級ホテルブランドです。リッツカールトンは、顧客に最高水準のサービス、贅沢な施設、洗練されたインテリアデザイン、そして優れた料理を提供することで知られています。

リッツカールトンは、1907年にアメリカ合衆国のニューヨークで創業されました。その後、世界中に多くの支店を展開し、現在では世界各地に数十のリッツカールトンホテルが存在しています。

リッツカールトンのホテルは、優雅な内装や豪華なアメニティ、広々とした客室、高品質なレストラン、スパ、プールなどの施設を提供しています。また、リッツカールトンのスタッフは、おもてなしのプロフェッショナルであり、お客様のニーズに合わせた個別のサービスを提供することに重点を置いています。

リッツカールトンは、ビジネス旅行者、観光客、セレブリティなど、高品質なホテル体験を求める幅広い客層に人気があります。その評判は高く、優れたサービスと贅沢な雰囲気を追求することで、一流のホテルブランドとしての地位を確立しています。

全ては一人の優れたホテルマンから
世界中に70軒以上のラグジュアリーホテルを有する超高級ホテルグループであり、各種メディアの「世界のベストホテル」という特集には必ず上位にランクインするリッツ カールトン。その歴史は、1850年、スイスに「ホテル王」と 呼ばれるセザール・リッツが生まれたことからはじまります。彼はヨーロッパの数多くの有名ホテルでホテルマンとして働きながら、ゲストのニーズを細かくキャッチし確実に実現させることによって、顧客をまたたくまに増やして いきました。特に、世界の富豪や王族たちがこぞって彼の魅力の虜となります。

やがてセザール・リッツは、それまでの経験をもとに、彼の理想とするホテルを作ろうと決意します。今も名声高いパリのホテル リッツです。1898年にオープンしたこのホテルは、「快適さ、安全性、プライバシー、サービスにおい て、世界中を旅する人々が自宅のようにくつろげるホテル」というコンセプトで、一躍彼の名前を有名にしました。

その後100年以上もの長い間、多くの著名人や王族たちを惹きつけるホテルとなったのです。ちなみに故ダイアナ妃が最後に泊ったホテルということでも話題になりました。彼の名を世に知らしめたもうひとつが、1899年に開業したロ ンドンのカールトン ホテル。このホテルでも彼は、パリ同様、多くの上流階級の人々の心をとらえました。

セザール、アメリカに行く
セザール・リッツは彼のホテルにおいて、洗練された雰囲気や比類ないサービスを提供する独自のノウハウを確立。そのノウハウをヨーロッパだけでなくアメリカでも提供したいと考えた彼は、1905年、ザリッツカールトンマネジメ ントカンパニー」をアメリカに設立します。名前は、彼の原点であるパリのホテルリッツとロンドンのカールトン ホテルからとったものです。

またリッツ カールトンの格調高いロゴマークも、この時彼自身がデザインしたもの。英国王室の印章である王冠と、財政面での後援者の象徴であるライオンを組み合せたもので、現在も同じマークが使われています。

会社設立から2年後の1907年、ようやくニューヨークに待望の第1号ホテルがオープンしました。しかし後業績はふるわず、ホテルを数軒オープンさせたものの、リッツ カールトンは長い衰退の時代を迎えます。これに1918年のセザー ル・リッツの死や第2次世界大戦の被害などが追い打ちをかけます。やがて第1号ホテルも姿を消してしまいました。この時代に開業したリッツのホテルの中では、唯一、1927年オープンのリッツ カールトン ボストンだけが残ってい ましたが、ここも2007年にはタージ・ホテルズ・リゾーツ&パレスに売却され、2013年現在は「タージ・ボストン」として営業しています。

アトランタからの再出発
時は流れて1980年代の前半。リッツ カールトンはボストンとモントリオールの2軒のみになっていました。そしてとうとう、名門ホテル「ザ リッツ カールトン ボストン」までが売りに出されることに。その時、このホテルの再生に 手をあげたのが、アトランタの不動産会社の社長W・B・ジョンソンです。ジョンソンはこのホテルのサービスホスピタリティに惚れ込み、ぜひ自分の手でリッツカールトンを再生したいと考えていました。さっそく彼は、運営・ライ センス契約を取りまとめ、「リッツ カールトン」という名称の、アメリカ国内における使用権を取得します。

こうして1983年、アトランタにW・B・ジョンソンが所有する、ザ・リッツカールトンホテルカンパニーが誕生し、リッツ カールトンは新たな繁栄の時代を迎えることになります。翌年にはザリッツカールトンバックヘッドがアトラン タにオープン。1988年には、最高経営責任者ホルスト・シュルツィ氏が社長に就任しました。

以後、ホテルは順調にその数を増やしていき、1997年には日本で唯一のザ リッツ カールトンが大阪に誕生。今や世界各国にに展開するビッググループになったのです。

マリオットとの提携
この流れの中で忘れてはならないのが、マリオット インターナショナルとの提携です。

リッツ カールトンは1994年、アメリカの巨大ホテルチェーンのマリオット インターナショナルの傘下となりました。これによりリッツ カールトンは、財政面での強力なサポーターを得たことになり、それまで以上に早いペースで規 模を拡大させていきます。もちろん、マリオットの傘下に入っても、マネジメントの形式や経営方針、サービスの理念は従来通りの「リッツ カールトン流」を貫いています。

リッツを愛するセレブリティ
最も歴史のあるリッツ カールトン ボストンは、エリザベス・テーラーやリチャード・バートン、ローレン・バコールなどを常客としています。イギリスの元首相ウィンストン・チャーチルや、往年のハリウッド大女優ジョーン・ク ロフォードも滞在したことがあるそうです。リッツ カールトン ラグーナ ニゲールは、マイケル・ジョーダンやローリング・ストーンズのメンバーなどが常客として名を連ねています。やはり本当に良いものを見極める力のある人た ちが、支持しているのですね。

またリッツ カールトン マリナ デル レイでは、さまざまな映画の撮影が行われています。マイケル・ダグラス主演の「ザ・ゲーム」(1997年)、ウィル・スミス主演の「エネミー・オブ・アメリカ」(1998年)などはその一例です。

明日の神話を育む 九州プリンシプルTV
「九州プリンシプルTV」

https://qpri.tv/

Write A Comment