
Shiba Inu(SHIB)のイメージ(写真=Shutterstock)
Shiba Inuは、長期にわたる下落チャネル上限の再テストに入り、相場の転換点を探る展開となっている。市場では、0.0000058〜0.0000060ドルを支持線として維持できれば、次の抵抗帯まで大きく上値を伸ばす可能性があるとの見方が出ている。
ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicは22日(現地時間)、Shiba Inuが重要な節目となる価格帯に位置しており、この水準を守れれば最大で100%前後の上昇余地が開ける可能性があると報じた。
市場が注視しているのは0.0000058〜0.0000060ドルのレンジだ。ここは数年にわたり続いた下落チャネルの上限に当たる。
Shiba Inuは2025年11月以降、このチャネル内で高値・安値を切り下げる展開が続いていたが、4月16日に5.20%上昇して上限を上抜けた。その後、4月18〜19日には約7%下落し、ブレイク後の水準を改めて試す値動きとなった。
TradingViewのチャートでも、チャネル突破後の押し目局面でブレイク水準を再テストしていることが確認できる。一般に、こうした再テストが成功し、同水準が支持線として機能すれば、相場の安定やトレンド転換の兆候と受け止められやすい。
市場の焦点は、このチャネル上限を支持線として維持できるかに移っている。この水準を保てるかどうかが、下落トレンドの終了と上昇トレンドへの移行を見極める分岐点になるとの見方だ。
テクニカル指標では、ボリンジャーバンドの下限が0.00000572ドル、中線が0.00000598ドル、上限が0.00000625ドルに位置した。
Shiba Inuは、これまで上値抵抗だったチャネル上限を支持線へ転換できるかを試す段階にあり、足元ではボリンジャーバンド上限の0.00000625ドルも意識されている。こうした流れが続けば、再テストは終盤に差しかかったと解釈する余地がある。
モメンタム指標にも改善の兆しがみられる。MACDは2月以降で初めてプラス圏に浮上し、売り圧力の緩和を示唆した。
もっとも、値動きはなお初期段階にあり、再テスト局面で価格を安定的に維持できるかが引き続き焦点となる。
外部環境もShiba Inuには追い風となっている。ビットコインは7万8000ドル台を回復し、イーサリアムは2400ドル台に接近した。主要暗号資産が相対的に安定するなか、Shiba Inuのようなミームコインにも買い戻しの動きが入りやすくなっている。
実際、Shiba Inuは同日に約2%上昇し、これまでのチャネル抵抗線付近で2日連続の反発を記録した。
今後の上値抵抗帯も比較的明確だ。最初の目標は0.00000785〜0.00000821ドルで、現在値に対してそれぞれ26%、32%高い水準となる。
このゾーンを上抜ければ、次の抵抗帯は0.00001038〜0.00001261ドルとみられている。現在の価格水準からこのレンジに到達した場合、上昇率は67〜103%に達する計算だ。
オンチェーン指標も、短期的なセンチメントの改善を裏付けた。直近24時間の焼却量は544%増加し、2300万枚超のShiba Inuが焼却された。
デリバティブ市場でも関心は強まっている。Shiba Inuの未決済建玉(オープンインタレスト)は24時間で13%増の6927万ドルとなり、4月以降で最高水準を記録した。
短期的な方向感は、長期下落チャネル上限だった0.0000058ドル台を支持線として維持できるかにかかっている。この水準を保てば、テクニカル面でのブレイク確認とともに次の抵抗帯を試す余地が広がる。一方、再び下押しするようなら、今回の反発の位置付けを改めて見直す必要が出てきそうだ。
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