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米ミズーリ州セントルイスで、凍りついた池に転落した犬を、地元消防局が救出する劇的な瞬間がカメラに捉えられ、話題となっている。この救出動画はSNSで瞬く間に拡散され、多くの人々の心を打った。
氷点下の池で…
事件が起きたのは、気温が氷点下まで冷え込んだ今年1月26日のことだった。セントルイス消防局に、公園の池に張った薄い氷が割れ、犬が一頭、水の中に落ちてしまったという通報があった。
現場に駆けつけた消防隊員が見たのは、割れた氷の縁にしがみついて必死に耐えている大型犬の姿だった。犬は極度の低温により体力を消耗しているようで、自力で這い上がることは不可能な状態だった。
セントルイス消防局の精鋭チームは、直ちに水上救助ボートを展開。救助隊員のボディカメラに収められた映像には、ボートを氷の上で滑らせながら、慎重かつ迅速に犬のもとへと近づく様子が収められている。
一人の隊員が犬の首元をしっかりと掴み、ボートへとたぐり寄せる。犬はかなり衰弱しているようで、抵抗の様子もなく軽く身じろぎするだけだ。大きな犬のため、隊員二人がかりで協力してボートへと引き上げる。隊員が「もう大丈夫だぞ」と優しく声をかけて軽くなでると、犬は安心したのかぐったりとボートに横たわった。
保護された犬は、すぐに陸上で待機していた隊員たちに引き渡され、体を温める処置を受けた。その後、動物管理当局に預けられ、精密な検査とケアが行われた。幸いにも犬の回復は早く、現在のところ命に別状はないという。
「これこそヒーロー」動画が話題に
セントルイス消防局がこの一連の映像を自身のFacebookアカウントなどで共有すると、動画はたちまち広く拡散され、再生回数は900万回を突破、地元メディアなどでも報道された。動画には称賛と感謝の声が殺到し、「犬を助けてくれてありがとう」「これこそがヒーローだ」「隊員が犬にかけた言葉に涙が出た」といったコメントで溢れた。
なお当局はこの反響を受け、飼い主たちへ向けて改めて警告を発している。 「どれだけ気温が低いからといって、池や湖の氷が安全だとは限らない。特にペットは氷の厚さを判断できないため、水辺を散歩させる際は絶対にリードを離さないようにしてほしい」
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【動画】犬救出の瞬間
@nbcchicago
In single-digit temperatures, a dog wandered onto an icy surface in St. Louis and quickly found itself in danger when the ice gave way. Authorities pulled it from the water and brought it to safety. #stlouis #coldweather #winter #rescue #goodnews
♬ original sound – NBC Chicago
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