VARSAV Game Studiosは9月26日、『Barkour』の最新映像を公開し、無料デモ版を10月2日に配信すると告知した。本作の対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示にも対応予定。

本作は、高速ステルスアクション・プラットフォーマーを掲げる3Dアクションゲームだ。主役となるのは高度な訓練を受けた“犬”のエージェント「T.H.U.N.D.E.R.」だ。T.H.U.N.D.E.R.はハイテクガジェットを身にまとい、不機嫌だけど頼りになるAIの相棒A.L.F.-REDと共に困難な任務に挑むことになる。

本作ではステルスやスピーディーな戦闘、そしてタイトルにもなっている犬版のパルクール(Parkour)、“Barkour”を駆使するゲームプレイが特徴になる。グラップリングフック、ジェットパックなども駆使しつつステージを縦横無尽に駆け回り、ミッションを遂行するのだ。煙幕弾など戦闘用のガジェットも用意されており、瞬時に切り替えが可能。犬らしいアクションでカッコよく決めることもできるという。

また本作のステージは複数のアプローチから自由に攻略が可能だそうで、各ステージには隠された道やボーナスチャレンジ、イースターエッグも散りばめられているとのこと。探索面も充実した作品になりそうだ。

今回東京ゲームショウ2025にあわせて本作の新たなゲームプレイトレイラーが公開。リッチな3Dグラフィックにて展開される、アクション満載のゲームプレイが披露された。中では体を透明にするガジェットを用いつつ、犬流の“ほふく前進”をする様子も確認可能。犬らしさあふれるアクションの数々が見て取れる。

あわせて本作の無料デモ版が、10月2日に配信されることも明らかとなった。ちなみに本作は9月27日・28日に一般公開される東京ゲームショウ2025にて試遊出展されており、Polish Pavilion(11ホール 11-C04)にてイベント向けに日本語ローカライズされたデモ版が展示中。10月2日のデモ版配信に先がけてプレイできる機会になっており、会場でひと足早くプレイしてみるのもいいだろう。

なお本作を手がけるVARSAV Game Studiosは、ポーランドに拠点を置くインディースタジオだ。過去にはミツバチが主役の3Dアクションゲーム『Bee Simulator』をリリース。「8の字ダンス」などミツバチらしさあふれる動きが再現されている点なども評価を受けており、Steamユーザーレビューにて660件中80%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得していた。

今回はそんな同スタジオが、一転して犬を主役とするゲームの開発に挑戦しているかたち。本作でも犬らしい動きが追求されており、非常に多くのアニメーションが制作されているそうだ(NAG)。好奇心を示すと耳がピンと立つ、興奮すると尻尾を振る、操作せずに放置すると尻尾を追いかけて遊び始める、といった作り込みが用意されているとのこと。プレイの際には犬らしい仕草に注目してみるといいかもしれない。

『Barkour』はPC(Steam)向けにリリース予定。無料デモ版が10月2日に配信予定だ。

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