皆様こんにちは。

お尻トントン好きクロロ推しスタッフです!

 

クラウドファンディングも目標の300万を無事に達成する事ができ、本当に本当に皆様ありがとうございます!ですが茶屋で暮らす猫達、沖縄の過酷な環境で生きる猫達をもっともっと幸せにする為にはもう少しご支援があると嬉しいのです…

 

お願いばかりで申し訳ないのですが、ネクストゴールの500万も目指していきたいので引き続き拡散のご協力、応援、ご支援のほどよろしくお願い致します!!

 

さて今回は猫の病気についてお話していきたいと思います。

 

みなさんはFIP(猫伝染性腹膜炎)

という病気をご存知でしょうか?

 

FIP(猫伝染性腹膜炎)とは、猫コロナウイルスによる猫間で感染する致死性の非常に高い感染病の事で、主に子猫や高齢猫が掛かりやすい病気と言われております。

 

発症の原因とされる猫コロナウイルス自体はほとんどの猫が感染するウイルスで、その大半は軽度の症状しか示さないのですが稀に特定の条件下でそのウイルスが変異し、FIPとして発症してしまう事があるのです。

 

 

ウイルスが変異する原因はまだはっきりとは解明されていないのですが、例えば多頭飼いの環境のストレスが要因であったり、様々な病気を複数発症している場合等に多く見られます。

子猫の場合だと様々な細菌やウイルスに対する免疫が付いていないため発症しやすく、高齢猫の場合も同じく食欲低下による免疫力の低下が要因となり発症しやすいです。

 

そしてFIPは発症してしまうと治療がとても困難で、早期の診断や発見が重要となります。その為にも日々の観察や体調管理をしっかり行っていくことが大切なのです。

 

先程も示した通り、主に子猫や高齢猫に多く発症が出やすいですがどの年齢層の猫にも発症の可能性はあります。


今も茶屋で元気に暮らすさつま

 

茶屋で暮らしている「さつま」も実はFIPを発症した経験があります。

 

FIPは発症してしまうととても致命性の高い病気です。さつまは早期の治療で回復する事が出来ました。ですが発症したFIPの影響で今も肝臓が少し悪く、現在も定期的な補液等で体調管理し経過観察中です。またいつ発症してしまうか分かりません。絶対に発症させない為にも日々の観察、体調管理、ストレス管理を徹底しています。

 

FIPの予防対策としてはワクチン接種、環境管理、早期発見があげられます。ワクチン接種はウイルスに抵抗力のない子猫時代にするのが効果的ですが、成猫や老齢猫の場合はウイルス感染のリスクを避ける為に徹底した居住空間(猫トイレや部屋)の清掃や猫食器の洗浄、おもちゃ等の消毒洗浄を日々行う事で防ぐ事が出来ます。

 

また体調管理の面では最近元気がない、食欲低下、体重の減少などが続いている場合はFIPの初期症状の可能性がある為「良くある事か」「いつもよりただ元気が無いだけか」で片付けず少しでも気になれば早めの受診をするべきです。

 

さつまもこの症状が続いた為受診して発覚しています。

 

FIPの治療は高額医療です。茶屋でも今回と同じように皆様からのご支援を募り治療費に宛てた経緯があります。受診や治療は簡単な事ではありませんが、早期発見で早めに対応出来ることでその大切な命を救うことが出来ます。

 

長くなってしまいましたがここまで読んで頂きありがとうございます。大切な家族の一員だからこそ、この活動報告を読まれている皆様の愛猫ちゃんが発症しないよう、茶屋の猫達が発症してしまわないないよう願いたいものです。

 

以上クロロ推しスタッフでした。

明日はまた別のスタッフが担当致しますのでお楽しみに!

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