愛猫から愛されていると感じますか? 猫の愛情表現を獣医師が解説 【飼い主調査&獣医師解説】

愛猫から愛されていると感じますか? 猫の愛情表現を獣医師が解説 【飼い主調査&獣医師解説】

「愛猫に愛されているな〜」と感じるのは、どんなときでしょうか?

ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、「愛猫に愛されているなと感じる瞬間」をテーマにアンケート調査を実施しました。また、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に伺った、猫の愛情表現についてもご紹介します。

アンケートで「愛猫に愛されていると感じる瞬間はありますか」と質問したところ、9割を超える飼い主さんが「はい」と回答! 多くの飼い主さんが、猫からの“愛”を感じているようです。

「はい」と回答した飼い主さんに具体的なエピソードをお聞きすると、以下のような回答が寄せられました。一部をご紹介します。

愛されていると感じるのはどんなとき?・「ツンデレで抱っこや触られるのが嫌いなコですが、朝方になると私の枕元で寝ています。私が外出から帰ると後ろにくっついて回ります」
・「落ち込んでるときや寂しいなと思っているとき、寝たふりをしながらずっと傍にいてくれます」
・「私の体調が悪いときは必ず添い寝してくれて、静かに様子見してくれます」
・「歯磨きや爪切りの最中、不安なのか私の腕にしがみついているとき…いじらしい!」
・「主人が帰ってきても帰宅の確認のみですが、私が帰るとしっぽを立てて嬉しそうに走ってきます。にゃーにゃー鳴きながらスリスリしてきます」
・「帰ってくると玄関まで来てゴロゴロスリスリしてくる」
・「疲れて座っていると、膝に乗ってふみふみしながら顔を舐めてくれる」
・「4匹いるのですが、お風呂からあがるとみんなで迎えに来てくれたり……ちょっとした仕草や鳴き声から、毎日愛されてるな〜と感じています(*^^*)」
・「じっと見つめてきて自分から鼻チュウしてくれたり、私の体調が悪いときには側に来て、ぴったり寄り添ってくれたりします」
・「飼い主は虫が苦手です。家の中でクモなど見つけると『うわっ!』と声が出てしまうのですが、その声を聞くと必ず猫が飛んで来ます。心配してくれているのだと思いたいですが、もしかして自分が遊びたいだけ…?」
【獣医師解説】猫の愛情表現ってどんなもの?飼い主さんから寄せられた可愛らしいエピソードに、思わずほっこりしましたね。最後に猫の愛情表現について、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に教えていただきました。

――猫は犬ほど感情表現をしないイメージがあります。猫の愛情表現にはどのようなものがありますか?

原先生:
「猫の愛情表現は犬と比べると控えめと捉えられがちですが、いくつかのサインがあります。たとえば、体をスリスリこすりつける、のどをゴロゴロ鳴らす、ゆっくりまばたきする、おなかを見せる、そばにいるなどが挙げられます。どれも『信頼しているよ』『好きだよ』という気持ちの表現だとされています」

普段の何気ないしぐさや行動のなかに、猫からの愛情サインが隠れています。たっぷりと愛情を返してあげてくださいね。

(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/柏田ゆき
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年6月時点の情報です。

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