おやつに大興奮のくつしたちゃん(スクリーンショット)おやつに大興奮のくつしたちゃん(スクリーンショット)

 愛犬がおやつを前にして興奮する姿は、とてもかわいらしいですよね。X(ツイッター)では、おやつを見せた瞬間、まるで壊れたおもちゃのように興奮するポメラニアンが、3.1万件もの“いいね”を集めて話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

「壊れたおもちゃ」と化してしまったポメラニアン

「子グマ保護57日目
おやつを見せたら
壊れたおもちゃみたいになっちゃった」

 そんなコメントとともに投稿された動画には、まるで子グマのようなポメラニアンが映っています。

 キラキラした目で上を見つめ、舌をペロッと出したり、座ったまま足を小刻みにパタパタと動かしたりしています。撮影している飼い主さんの手にはおやつがあり、どうやらそれを見て興奮しているようです。

 この動画がXに投稿されると、3.1万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)や引用リポストには「故障直したくないかわいさ」「子グマちゃん、かわいすぎる! おやつに夢中なんだね」「なんだこのかわいい生き物」など、愛らしい姿に心を奪われた人からの声が寄せられています。

「顔から勢い良く突っ込んで食べました」

くつしたちゃん(左)とノアくん【写真提供:ノア&くつした【ぼくらはポメラニアン】(@noah_kutsushit)さん】くつしたちゃん(左)とノアくん【写真提供:ノア&くつした【ぼくらはポメラニアン】(@noah_kutsushit)さん】

 愛らしい反応を見せたのは、2歳でポメラニアンの女の子「くつした」ちゃんです。いつも笑顔を絶やさない明るい性格で、同じくポメラニアンの「ノア」くんと一緒に暮らしています。

 話題の動画は、おやつをあげているときに撮影されたもの。おやつを見せた瞬間、くつしたちゃんは興奮のあまり、まさに壊れたおもちゃのような動きを見せたといいます。

「撮影後すぐにおやつをあげると、おやつがのった飼い主の手に、顔から勢い良く突っ込んで食べました。そのあとは、もっとないのかと言わんばかりに、周辺をクンクンしていました」

 ちなみに、投稿には「子グマ保護57日目」とありましたが、お迎えしてからの日数ではなく、くつしたちゃんが子グマカットになってから57日目とのこと。カットしたときの反応が良かったため、ネタで「子グマ保護シリーズ」を始めたところ予想よりも好評で、現在まで続いているのだそう。

 くつしたちゃんが飼い主さんの元へやってきたのは、2年前のこと。生後2か月半、750グラムの片手サイズの極小ポメラニアンとしてお迎えされました。飼い主さんのひとめ惚れだったそうで、靴下を履いたような足毛だったことが名前の由来です。

 くつしたちゃんは、ノアくんがいたずらをすると飼い主さんに知らせるといった、正義感の強い一面もあるのだとか。ただ、一方で「ノアくんのごはんを横から食べようとして、自分はいいんだといった態度を取ったり、気がつくと自分が一番撫でてもらえるような位置にいたりと『ザ・妹』なところもある」そうです。

 また「ほかにも、周りがよく見えていなくて壁にぶつかったり、投げたボーロが背中にのったままだったり、ちょっとおドジさんなところがあり、飼い主を笑わせてくれています」とのこと。

 おやつを前にして、無邪気にはしゃぐくつしたちゃん。これからも、多くの人の心を温かくしてくれることでしょう。

○取材協力:ノア&くつした【ぼくらはポメラニアン】(@noah_kutsushit)さん

(Hint-Pot編集部)

Write A Comment