愛兎は動物病院で“足ダン”して感情をあらわにすることも
動物病院には猫やウサギ、大きなケースに入った動物がいることも【画像提供:南兎(@sud_lapin2987)さん】
南兎さん自身も、動物病院へ頻繁に通っているといいます。5歳を超えたひめちゃんが体調を崩しやすくなったため、ここ数か月は2週間に1度のペースで通院。てんくんは年に1回の健康診断を受けているほか、同居しているラットたちの体調が悪いときも病院へ行くそうです。
ひめちゃんとてんちゃんの、病院での反応は正反対。その対照的な様子が、今回のイラストにインスピレーションを与えているようです。
「てんは家の外に出ると緊張で動かなくなるので、ちょっとかわいそうですが、診察がスムーズです。一方のひめは本当に病院が嫌いで、ペットキャリーを見ただけで“足ダン”(怒りや警戒を表すウサギの行動)を連発します。診察室でも足をダンダンして怒っています」
動物病院は、ペットたちにとってストレスを感じる場所でもあります。ただ、そこは愛情にあふれた空間でもあると、南兎さんは感じているそうです。
「動物病院は病気を治したり、防いだりするために行く場所なので、連れてこられる動物たちはみんな、飼い主から愛されているのだと感じます。犬や猫だけでなく、ウサギや小鳥、ヘビやカメなども、みんな大切な家族なのだと思います。病院が苦手な子たちには申し訳ないですが、通院時にはちょっと我慢して、早く元気になってくれたらいいなと思います」
動物たちの個性と、それを見守る飼い主の深い愛情を描いた南兎さん。動物病院という場所が、ペットと飼い主の絆を再確認させてくれる大切な場所であることを、改めて感じさせてくれました。
(Hint-Pot編集部)