新しいベッドの端っこでちょこんと座る元保護犬 → 迎え入れから3年「大切な家族」の一員に!

新しいベッドの端っこでちょこんと座る元保護犬 → 迎え入れから3年「大切な家族」の一員に!

ベッドの半分しか使わない犬。
写真は、X(旧Twitter)ユーザー@ccino_artiさんの愛犬・アーチちゃん(取材当時3才)がベッドでくつろいでいるところです。

飼い主さんは使用していたベッドがボロボロになっていたので、アーチちゃんの外出中にベッドの入れ替えを行ったのだとか。しかし、帰宅後にいつもどおりアーチちゃんをサークルへ入れると、以前使用していた小さなベッドと同じようなサイズ感でくつろぎ始めたといます。

不安になる飼い主さんですが…「『以前のベッドがよほど気に入っていたのか?』と、ちょっとだけ心配しました」という飼い主さん。
前のベッドは汚れてしまい交換したとのことですが、アーチちゃんは新しいベッドが気に入らなかったわけではないようです。
飼い主さん:
「最初は慣れていなかっただけなのかもしれません。今はベッドのなかでめいっぱい体を伸ばして、ゆったり使ってくれているので。寝心地もよさそうです」
保護犬だったアーチちゃんとの出会いアーチちゃんは元保護犬。飼い主さんに迎え入れの経緯をお聞きしました。

飼い主さん:
「2頭目の迎え入れに前向きになったときに、耳にしたことのある保護団体を調べていて出会いました。先住犬と一緒に会いに行って迎え入れを決めたのですが、コロコロとかわいくて、自由な姿が決め手でした」
アーチちゃんが飼い主さんの家にやってきたのは、生後2カ月の頃なのだとか。

飼い主さん:
「わが家には先住犬がいますが、アーチも保護施設で犬と暮らすことに慣れていたので、家にはすんなりとなじんでくれました。先住犬と一生懸命遊ぶ様子を見たときは、家に慣れてくれたように感じました」

大変な時期もあったけれど「大切な家族」最後に、アーチちゃんに対する思いを伺うと、次のように答えてくれました。

飼い主さん:
「アーチは大切な家族です。人なれしておらず大変な時期もありましたが、トレーニングにも通い、人社会になじめるよう一緒に努力しています。

保護犬といってもいろんな環境で保護されているので、アーチのように飼うのが大変なコもいます。そのコの過ごした環境を考慮する必要があることを知ってほしいと思います」

今では新しいベッドでゆったりとくつろぐアーチちゃん。今日も伸び伸びと過ごしていることでしょう。

写真提供・取材協力/@ccino_artiさん/X(旧Twitter)
取材・文/小崎華
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。

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