知的好奇心を刺激し感性を磨く、今注目のイベント・展覧会等をBRUDER編集部がセレクト。暮らしに豊かなひとときをもたらし、ラウンドの合間に話したくなるような情報をご紹介します。

THE Cat’s ISSUE FES 2026

ネコをきっかけに、アートや音楽、ものづくりに出会う週末

ネコをきっかけに「楽しい」が広がる大人気イベントが開催。会場ではネコ雑貨をはじめ、アート作品や家具、洋服など個性豊かなブランドが並ぶほか、音楽ライブやミニシアター、親子で楽しめるワークショップ、イベント限定のフードメニューも充実し、ふらりと訪れても1日楽しめる内容だ。企画を手がけるのは、ネコ好きクリエイターと共にネコへの「偏愛」を発信してきた「Cat’s ISSUE」。ここでしか出会えないオリジナルアイテムが並ぶPOP UPコーナーもあり、既存のグッズでは物足りないネコ好きにぜひ訪れてほしい。

マンガ家・つげ義春のいるところ展

『海辺の叙景』(1967年)

画中に登場する調布の景色を感じながら、つげ義春の世界を堪能

『紅い花』『ねじ式』『無能の人』などで知られ、日本のマンガ界に独自の足跡を残してきたマンガ家・つげ義春。緻密で土着性を感じさせる筆致、私小説やシュルレアリスムを思わせる作風は、娯楽としてのマンガを文学の域へ押し上げたとして海外でも熱狂的な支持を得ている。本展では、長年調布に居を構え、数々の名作を世に送り出した「調布のマンガ家」という視点から紹介する。画中に登場する給水塔や街並みとともに、つげ義春の世界を肌で感じることができそうだ。

Art Masters:プラド美術館所蔵品VR展

門外不出の王室コレクションに潜入

ベラスケスの《ラス・メニーナス》、ゴヤによる《魔女の安息日》、ボス《快楽の園》など世界的な名画の数々を保有するスペインのプラド美術館。本イベントではVRヘッドセットを装着し、美術館の代表作5点の内部世界に入り込み鑑賞する没入型アート体験ができる。来場者は360度のVR空間の中で、絵画の細部を拡大したり、画中の要素とコンタクトを取りながら名画に秘められた誕生の謎に触れることができる。最新技術による名画の再現は圧巻!

テート美術館 — YBA & BEYOND 世界を変えた 90s 英国アート

スティーヴ・マックイーン《熊》1993年、テート美術館蔵
© Steve McQueen. Courtesy the artist, Thomas Dane Gallery and Marian Goodman Gallery

ダミアン・ハーストなど、アート史に名を刻むアーティストの作品が集結

1980年代後半から2000年代初頭の英国美術にスポットを当てた展覧会。サッチャー政権時代(1979-90年)を経験し、緊張感漂う英国社会で注目を集めた「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」。彼らと、彼らと同時代のアーティストたちは大衆文化や個人的な物語、社会構造の変化などをテーマに、既存の美術の枠組みを問う実験的な作品を次々と発表し、英国美術に革新をもたらした。会場ではダミアン・ハースト、ヴォルフガング・ティルマンス、ジュリアン・オピーなど、約60名の作家によるおよそ100点の作品を通じて、創作の軌跡を辿ることができる。

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Text : Akemi Kaneko

Edit : Yu Sakamoto

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