ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.01.23 10:27

少なくとも43人の死者を出したスペイン高速列車衝突事故によって行方不明となっていた伴侶犬が、4日ぶりに家族のもとに帰ってきた。AP通信などによると、現地の消防当局は22日(現地時間)、ソーシャルメディア「X(旧ツイッター)」に「今日、嬉しいニュースをお伝えしたい。行方不明だった犬のボーロ(Boro)が発見された」と明らかにした。ボーロの飼い主であるアナ・ガルシアさん(26)が、片足に保護器具を装着した状態でボーロを抱きしめている写真も一緒に投稿された。

この数日間、スペインのテレビや新聞、インターネットでは、ボーロを懸命に捜すガルシアさん一家のインタビューやボーロの写真などが拡散し、「ボーロ捜索運動」が起こっていた。ガルシア姉妹はボーロを連れて18日、マラガの自宅を出発し、列車でマドリードへ向かっていた途中で事故に見舞われ、ボーロと離れ離れになっていた。

事故はスペイン・アンダルシアで高速列車が脱線し、別の高速列車と衝突して発生し、43人が死亡、120人以上が負傷した。姉妹は横倒しになった客車の中から幸いにも救助されたが、ボーロはそのまま逃げてしまった。

ガルシアさんは顔などに負傷を負い、混乱した状況の中でも取材陣に対し、行方不明になった伴侶動物に注意を向けてほしいと訴え、人々の同情を誘った。その後、ボーロは21日に惨事の現場付近で発見されたが、警察官が近づくと驚いて逃げ出し、22日午前になってようやく消防士によって保護された。

外信は、大惨事により失意に暮れるスペイン国民にとって、ボーロが一筋の希望になったと伝えた。ガルシアさん一家はボーロとの再会を果たすと、「辛かったが、(再会できるなんて)素敵なこと」と喜んだ。

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