ミュージカル「SPY×FAMILY」2025年公演が本日12月30日に愛知・御園座で千秋楽を迎え、続編となるミュージカル「SPY×FAMILY 2」の続報が解禁された。
遠藤達哉原作「SPY×FAMILY」(集英社)は、〈黄昏〉のコードネームを持つスパイの男ロイド・フォージャー、殺し屋の女ヨル・フォージャー、超能力者の少女アーニャが、お互いの正体を隠しながら“仮初めの家族”になる様を描いたマンガ。ミュージカル版は2023年に初演、2025年に再演され、続編となる「SPY×FAMILY 2」では前作に続き、G2が脚本・作詞・演出、かみむら周平が作曲・編曲・音楽監督を手がける。
「SPY×FAMILY 2」のサブタイトルは、「爆弾犬篇&豪華客船篇」に決定。公演は、第1幕と第2幕の2本立てとなり、第1幕では保護犬の譲渡会を訪れたフォージャー家が、犬のボンドと出会うエピソードを描く「爆弾犬篇」、第2幕ではクルーズ船プリンセス・ローレライを舞台に、マフィアの生き残りである母子の護衛という任務を受けて乗船したヨルと、福引でクルージング旅行券を引き当てたアーニャとロイドが船上でアクションを繰り広げる「豪華客船篇」が上演される。
さらに「SPY×FAMILY 2」のメインキャストが明らかに。ロイド・フォージャー役を森崎ウィンと木内健人、ヨル・フォージャー役を唯月ふうかが前作より続投するほか、ヨル役で真彩希帆が初参加。また、学生テロリストグループのリーダーであるキース・ケプラー役を磯野亨、東国〈オスタニア〉のマフィアのボスの娘オルカ・グレッチャーを有沙瞳、グレッチャー組の組員ゼブを楢󠄀木和也、ヨルの部長マシュー・マクマホンを吉野圭吾、〈黄昏〉の上官シルヴィア・シャーウッドを朝夏まなとと新キャストの真瀬はるかがWキャストで演じる。
公演は9月の埼玉・ウェスタ川越 大ホールでのプレビュー公演の後、9・10月に東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)、11月に福岡・博多座、12月に兵庫・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール、愛知・御園座、山形・やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)で行われる。
なお、ステージナタリーではミュージカル「SPY×FAMILY」2025年公演のau Live StreamingおよびTELASAでの独占配信についての特集を展開中。特集では公演レポートのほか、G2とかみむらが「SPY×FAMILY」の魅力を語っている。御園座でのラスト2公演で行われた配信は1月5・6日まで、それぞれのアーカイブ配信が行われる。
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2026年9・10月
東京都 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
2026年12月
山形県 やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)
原作:遠藤達哉(集英社「少年ジャンプ+」)
脚本・作詞・演出:G2
作曲・編曲・音楽監督:かみむら周平
