紗栄子のインスタグラム(@saekoofficial)から

 タレントの紗栄子(39)が25日までに、自身のインスタグラムを更新。自身が経営する栃木・大田原市にある牧場「NASU FARM VILLAGE」の保護犬について、思いをつづった。

 紗栄子は「昨日、共同投稿でポストした @nasufarmvillage で新しく迎えた保護犬りんちゃんについて、改めて報告させていただきます」とした上で、「りんちゃんは推定8歳の、とても人懐こくて優しい女の子です これまでの間、外飼いで、雨を凌げる場所が、いつ倒れてもおかしくない不安定なコンテナの下のみという状況化の中、水も食事も『週に一度だけ』という過酷な環境で暮らしていました。その状況を見かねた方が、この1年間、仕事帰りの深夜に通い続け、ごはんや水、お散歩、環境の整備など、できる限りのケアを続けてくださいました」と「りんちゃん」との2ショットを公開した。

 続けて「その後、新しい家族を探すために発信を続け、多くの方から『里親になりたい』という声が届いたそうです。しかし、適切な管理がされていなかったこともあり、フィラリアに疾患しており、希望者にそのことをお知らせすると、先住犬との兼ね合いなどで辞退されてしまうケースがほとんどだったとのことでした」「これは、誰かが冷たいという話ではありません。保護の現場では、それだけ病気やキャリアを持つ子たちが家族と出会いにくく、迎える側も簡単ではない現実がある、ということだと思っています」と保護犬活動の中で直面する厳しい現実について説明。

 犬や猫の飼育では「犬や猫と暮らす環境は、少しずつ変わってきています。かつては当たり前だった飼い方も、今では動物にとって負担が大きいと分かってきたことがたくさんあります。外飼いも、そのひとつです。暑さや寒さ、病気、事故、孤独。外で暮らす動物たちは、私たちが想像する以上のリスクの中で日々を過ごしています」「『知らなかった』『悪気はなかった』『昔からそうだったから』こういう背景があることも、知っています。だからこそ、この時代に合ったペットの飼い方、向き合い方を正しく知ってもらうことが大切だと思っています。そして。無関心は、とても静かで、とても残酷です。暴力だけが、残酷さではありません」とコメント。

 さらに「『自分には関係ない』そうして目を向けられなかった時間の中で、声をあげられない命は、静かに苦しみ続けます。誰かが何もしなかった、という事実は時に、誰かが傷つけたことと同じ結果を生んでしまうことがあります。無関心は、音もなく、でも確実に命を削っていきます。だからこそ、知ること、気づくこと、目を逸らさないこと。それ自体が、命を守る行動だと私は思います。改めて、このお話を通して伝えたいのは、『誰かを責めたい』ということではありません」「外飼いのリスク、無関心が生んでしまう現実、そして、病気やキャリアを理由に家族と出会いにくくなってしまう命がいること。こうした現実を、知ってもらうこと自体が、一つの支援だと私は考えています」と自身の考えを明かした。

 保護犬・りんちゃんについては「現在りんちゃんは、フィラリア弱陽性、ワクチン歴不明、腎臓の数値の悪化、重度の歯周病、視力の低下など、いくつかのケアが必要な状態です。ファームでは保護猫プロジェクト @mewmeclub_by_thinktheday を通じ、動物看護師が常駐する体制が整い、医療ケアの必要な子でも安心して暮らせる環境があります。私たちは、りんちゃんの残りの犬生を、最期まで責任を持って支える覚悟で迎えました」「今日現在、りんちゃんは全てのワクチンが終わり、治療を進めながら、暖かいお部屋の中で暮らしております。お昼間スタッフが畑仕事をする間は、一緒にお外に出て、みんなの畑仕事を見守ることが、りんちゃんの日常となりました。りんちゃんがストレスのない状況を作るために、全セクションのスタッフが協力体制で居てくれております」と現状を報告。

 保護活動では「様々な状況を鑑みて、このプロセスは丁寧に進めていきたいと思っておりますので、ファームに遊びに来てくださったかたもファーム内で保護犬たちを見かけた際は、暖かく見守っていただけたら幸いです」「りんちゃんのことはYouTubeでも昨夜アップさせていただいたので、そちらも是非ご覧ください。すべての人が保護犬・保護猫を迎えられるわけではありません。それでも、『知ること』『考えること』『選択肢として知っておくこと』それだけでも未来は少しずつ変わります。迎えた命には、どんな状況でも寄り添い続けること。それが、命を預かるものの最低限の、いえ、当たり前の『責任』です」と伝えた。

 最後に「この投稿が、誰かを否定するためではなく、動物たちの暮らしを想像してみるきっかけになれば嬉しいです。小さな理解の積み重ねが、救える命につながると信じています。『保護犬』『保護猫』という選択肢が、もっと自然なものとして広がっていくこと、そしていつかこの言葉が無くなる日を、心から願っています」とつづった。

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