▼ 自己紹介
初めまして。西村優紀と申します。
数あるプロジェクトの中から、当ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
我が家は夫婦と2匹の猫で暮らしている家族です。
2匹の猫は2歳のメル女の子と、1歳のルナ男の子です。
この度は、FIP(猫伝染性腹膜炎)を発症したルナの命を救うため、 本プロジェクトを立ち上げました。

左の折れ耳の子がメル、右の立ち耳の子がルナ。



▼ルナについて
名前:ルナ
性別:男の子
種類:ミックス
誕生日:2024年10月11日(1歳2か月)
症状:神経型FIP
(歩行のふらつき、軽度の痙攣、脳圧上昇)
なお、同居猫のメルは現在健康で、 食欲や体調にも問題はありません。
本プロジェクトでは、ルナのFIP治療についてのみお話しさせていただきます。

現在投薬中のルナ。
食欲・排泄に問題はないですが、歩行のふらつきがあります。
▼ FIPという病気について
FIP(猫伝染性腹膜炎)は、 猫の腸内にいる猫コロナウイルスが
体内で突然変異することで発症する、 命に関わる重い病気です。
私は、 FIPという病名自体は以前から知っていました。
SNSなどで情報が流れてきて、
「とても恐ろしい病気」
「かからないでほしい病気」
——その程度の認識ではありましたが、
まさか自分の猫が発症するとは、思ってもいませんでした。
FIPの症状は大きくウェット型とドライ型に分けられると言われていますが、
実際には混ざって出ることも多く、症状の出方もさまざまです。
ルナのFIPは、主に脳や神経の症状があらわれるめずらしい型とのことでした。
(腹水・発熱・臓器の肉芽腫は見られませんでした)
そのため、診断や治療開始までに時間を要しました。

診断がつく前のぐったりしたルナ。
▼ FIP発症以前のルナ
発症前のルナは、とても元気な子でした。
好奇心旺盛で、高い鳴き声を出しながら、 家じゅうを走り回るのが日課でした。
口の周りにある白い模様が まるで牛乳をこぼしたようで、とても可愛らしい子です。
おもちゃに噛みついたら離さない、とてもわんぱくな子で、このまますくすくと大きくなっていくのだと思っていました。
そんな日常が、少しずつ崩れていきました。

生後5ヶ月のルナ。

どこでもへそ天するルナ。
▼ ルナのFIP発症から検査まで
9月中旬 ーーー体重減少・元気の喪失
とてもわんぱくだったルナが、なんとなく大人しくなったことに気づきました。
そして腰回りが以前よりもほっそりして、ピーク時2.9kgあった体重が2.6kgに減っていました。
夏バテかもしれないと思い、念のためかかりつけの病院Aを受診し、
血液検査を行いましたが、その時は明確な異常はありませんでした。

少しほっそりしたルナ。
11月2日 ーーー歩行のふらつき発現・けいれん発作
この日を境に、ルナは歩行がふらつくようになりました。
主に後ろ脚に力を入れることができず、フローリングの上で滑ったり踏ん張れなくなりました。
そして翌日には、5秒ほどの短時間ではあったものの、全身をばたつかせてけいれん発作を起こしました。
これは、明らかに異常なことが起こっている
かかりつけの病院Aを受診しましたが、すぐにFIPだと診断することはできませんでした。
ルナの場合、発熱はなく、ウェットタイプのように腹水がたまっているわけでもなく、臓器への肉芽腫があるわけでもない。
CTやMRI検査を行い、可能性のある病気を一つ一つ調べていく必要がありました。
(FIPのほかに、門脈シャント、先天性脳神経疾患なども疑われていました。)

ぐったりとしてベッドの上からあまり動かなくなったルナ。
11月9日 ーーーCT・MRI検査
その後、CT・MRI検査ができる病院Bにて、門脈シャントや先天性の脳疾患の所見はないことがわかりました。
しかしそれは同時に、FIPの可能性が高まったということでもありました。
その当時のルナは猫風邪も併発してしまって、呼吸が荒く、とても苦しそうな様子でした。
検査後に迎えに行ったとき、そんな状態でも無心に甘えてきたルナの姿を見て、この子を失いたくないと強く感じました。
そして、病院Bでは、こう告げられました。
「正直、長くは持たないかもしれない。」
ルナを失いたくないと強く思った矢先に、こう告げられたので、涙を抑えることが来ませんでした。
ーーーー 1歳になったばかりのルナの命が消えてしまうかもしれない。
まさに、絶望としか言いようがありませんでした。

検査を終えてお迎えに行った時のルナ。
▼ ルナのFIP治療開始
11月12日 ーーーFIP治療実績のある病院へ
ルナは本当にこのまま命が尽きてしまうのか。
絶望を感じながらも、ここで私が諦めたら、本当にルナは助からなくなると思いました。
ーーーー もしかすると、ルナを治療できる獣医さんがいるかもしれない。
私はFIP治療の実績がある病院を探し、すぐに受診しました。
確定診断よりも先に投薬したほうがいいとの判断で、その日から84日間の投薬治療を開始することになりました。

投薬初日の明細書。まずは薬が効くか様子を見るため1週間分処方されました。

FIP診断書。ルナの場合、一般的な検査でのFIP診断が困難でした。
そのため、他の病気の可能性がないこと、それまでの症状や治療経過をもってFIPと診断されました。
11月30日 ーーー良好な経過と検査結果
投薬を開始してから、1週間以内にルナは劇的な回復を見せました。
一日一日、表情がよくなり、体もうまく動かせるようになり、食欲と体重も増加しました。
以前のようにおもちゃに食いついたり、高い声で叫びながら走り回ったり。
元気がなくなったのは、成長による落ち着きかも、と思ったこともありましたが、
やっぱりこれがルナの本来の姿なんだ、と感じました。
それと同時に、もっと早く治療を始めてあげたかったと悔やむ気持ちもありました。

おもちゃで元気に遊ぶルナ

キャットタワーでくつろぐルナ
そして、11月30日の血液検査やエコー検査では異常はなく、次は1か月後の受診となりました。
この時は、治療薬が効いている、このままルナは回復していくのだ、と信じていました。

11/30の血液検査結果。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
12月7日 ーーー回復からの容体悪化
検査から数日後、それまでの回復スピードが緩やかになりました。
それどころか、また徐々に元気がなくなり、ご飯も水も飲まなくなっていきました。
そこには、再び弱っていくルナの姿がありました。
一度希望が見えただけに、その結果は余りに辛いものでした。
またルナの命が助からないかもしれない、という不安が募り、涙をこらえることができませんでした。

再び元気がなくなりぐったりするルナ
12月9日 ーーー高額治療への転換
再度病院を受診したところ、治療薬が十分に効いていない可能性が高いとのことでした。
より効果の高い治療薬であれば、回復する可能性はまだあるとのことで、私たちは薬を切り替える決断をしました。
なぜ初めから効果の高い薬を使用していなかったのか。
それには費用の問題がありました。
初めに使用していた薬は自己負担で対応できる費用でした。
しかし、より効果の高い治療薬の場合、費用はその何倍にも跳ね上がります。
1日13,300円の治療薬を84日間投与し続ける必要があり、その総額は最低でも110万円に上ります。
本来であれば、医療費は飼い主が全額負担すべきものだと思っています。
現在も貯蓄を切り崩しながら、治療費を支払っています。
しかし、ルナは今後体重増加が見込まれており、それに伴い治療費が1日19,800円となり、総額が160万円に増加する見込みです。
このままでは、継続的に治療費を捻出することが難しい状況です。
その治療費の一部を皆様に支援していただきたく、このプロジェクトを立ち上げました。
経済的な理由で、ルナの命を諦めたくありません。
どうか、ルナを救うために、皆さまのお力をお貸しください。

12/9処方
1週間分の高額治療薬の明細。以前の薬の約8倍です。

12/15処方(1週間分)

12/21処方(1週間分)
▼プロジェクトの内容
このプロジェクトの目的は、 ルナの命を救うことです。
辛い時間を耐えてきたルナに、未来を与えたい。
ルナはまだ1歳。
これから何年も成長を見守り、 一緒に過ごす時間を重ねていきたいと思っています。

一時回復していたころのルナ
▼プロジェクトの展望・ビジョン
ご支援いただいた資金はルナの治療費として大切に使わせていただきます。
(1)資金の使途:ルナの今後のFIP治療費にあてます。
(2)目標金額と資金の内訳
目標金額:60万円
(内訳)
クラウドファンディング手数料 -84,000円
税 10% -8,400円
受け取れる金額 507,600円
ーーーーーーーー薬の計算ーーーーーーーー
2026年2月8日~2026年3月4日の投薬
1日(19,800円)×25日間=495,000円
※検査費用は自己負担にて補填する予定です。
(3)集める資金を使用しての治療期間
2026年2月8日~2026年3月4日
※治療内容や治療費、治療期間は動物病院の確認が取れています。
※2025年11月9日~2026年2月7日にかかる費用は約115万円です。(自己負担)
また、ルナのFIP治療が落ち着いた後は、
同じようにFIPに苦しむ猫ちゃんや飼い主さんのために、
寄付や情報発信などを、自分のできる範囲で行っていきたいと考えています。

ルナの様子はInstagramにて更新しています。
フォローや拡散して応援していただけると嬉しいです。

▼ご支援にあたっての注意事項
▶︎ 1. ペット保険について
1)ペット保険による補償の有無:無
2)補填対象の治療名と金額:無
▶︎ 2. 万が一の場合の代替の資金使途について
万が一、ルナが亡くなってしまった場合、いただいた支援金については、返金はせずこれまでの治療費に当てさせていただきます。
▶︎ 3. 問い合わせ先について
本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。
連絡先:aiaaik124@icloud.com
Instagram:https://www.instagram.com/merusan1011/
▶︎ 4. 掲載している資料について
ページ上に掲載している診断書や診療明細書などの資料は全て動物病院から掲載の許諾を得ております。
▶︎ 5. 治療方針などが変更になった場合について
プロジェクト実施完了までの間に、治療方針や治療の要否に変更が生じた場合、支援者の皆様、READYFOR事務局に速やかにお伝えします。
▶︎ 6. READYFOR事務局からのご連絡ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。
【ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え】https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/
