今年もあっという間の1年でした。

FIP騒動から始まり、12月22~25日は、一斉不妊去勢手術の期間で、約90匹の不妊去勢手術を実施します。残り1週間、精一杯走りぬきます!

 

 

さて今日は、LYSTAのこれから20年について、皆様に大事なお知らせがあります。

 

 

シェルター移設を決断すると同時に、「いわき市の殺処分ゼロのスタートラインに立つ」という目標を定めた2020年
殺処分ゼロのスタートは、2027年度スタートを目指していました。

 

 

今年度11月末時点
いわき市の殺処分数は、負傷犬猫を含めて1頭となりました!

 

 

保健所からの、負傷やシニアのひきとりを支えてくださり、本当にありがとうございます。
物資、資金、マンパワー、それぞれ支えてくださっている皆様のおかげです。
この時点でここまで処分数が減らせることは想像していませんでした。

 

そこで、ゼロのスタートを一年前倒しし、2026年度から10年間、いわき市の負傷動物を含めた殺処分ゼロを目指すことを決断しました。

 

 

ここまできた背景は、全国的にも殺処分の多くを占める幼猫について、行政がミルクや離乳食を与え育成し、譲渡を目指してくれているのがとても大きいです。
ミルクや離乳期となると、夜は職員さんの持ち帰りになるので、気持ちがないとできないことだと思います。

 

また、保健所で子猫を頑張ってくれているおかげで、LYSTAはシニアや負傷の子たちに特化することができています。

 

 

代表である私は、46才です。10年間殺処分ゼロを続けたら、56才になっています。

 

他人様に、自分で広げた風呂敷の尻ぬぐいをさせることなく、保護している子たちを終生までお世話するために、10年間ゼロを継続できた暁には、新規の保護はせずに10年程かけて徐々に縮小していき、責任をもってLYSTAを解散し後始末をしたいと思っています。

これから10年で保護するであろう子たちも、しっかりと看取り見届けて、自分の人生を終いたいです。

 

 

一方で、今年度殺処分となってしまったその1頭をを救えなかった悔しさや、負傷動物を含めた“まっしろな殺処分ゼロ”を10年間継続していくためには、これまで以上に医療や介護が必要な犬猫を受け入れられる体制づくりが欠かせません。

 

とくに、負傷動物として収容される子たちに十分な医療とケアを提供するために、1日のスタッフ数を増やし、2026年度前半の運営資金を安定させることがどうしても必要です。

 

 

そこで私たちは、いわき市で2026年度から10年間「負傷動物を含めた殺処分ゼロ」を継続するスタートラインに立つために、クラウドファンディングに挑戦します。
https://readyfor.jp/projects/iwaki-lysta
(目標:600万円/募集期間:12月25日18:00~2月9日23:00まで)
クリスマス25日18:00スタートです。

 

 

 

目標の600万円は、2026年4月から9月までの半年分の運営費の約30%にあたります。  

スタッフ増員、最低賃金上昇、負傷割合増により、来年度の支出は、前年比300万円増を見込んでいます。

医療費・保護諸費、シェルターの水光熱費や家賃、負傷やシニアの子たちにしっかり向き合うための人件費、その他の運営経費として、大切に使わせていただきます。

 

また、クラウドファンディングは「公開後5日間で目標金額の20%を集められるかどうか」が、その後の達成率を大きく左右すると言われています。
今回で言えば、最初の5日で120万円以上のご支援が集まるかどうかが、10年ゼロを走り切れるかの重要なカギになります。

 

 

もし私たちの想いに共感していただけましたら、スタートダッシュに勢いをつけるためにも、できるだけ早いタイミングでのご支援をお願いできませんでしょうか。  
たとえ金額が小さくても、大勢の方と共に一緒に走ってくださることが、私たちにとって本当に心強い支えになります。

 

いわき市で「負傷動物を含めた殺処分ゼロ」が当たり前になる10年を、一緒につくっていけたら嬉しいです。もうしばし、LYSTAの活動にお付き合いいただきたいです。

 

 

正直、年内の支払いも大変で頭が痛いですが、やっとここまできました。
10年ゼロ、思う存分走り抜きたいです。どうか力を貸してください。

 

いつもご心配ばかりおかけして申し訳ありませんが、10年ゼロ、できる限りで達成できるよう精一杯頑張りたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

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