紗栄子、フィラリア感染の保護犬を迎え入れ 「無関心は静かで残酷」と動物愛護訴える

紗栄子オフィシャルインスタグラム(@saekoofficial)より

タレントの紗栄子が12月24日、自身のインスタグラムで運営する牧場「NASU FARM VILLAGE」に新たに迎え入れた保護犬「りんちゃん」について詳細を報告した。

紗栄子によると、りんちゃんは推定8歳の雌で、これまで外飼いという過酷な環境で暮らしていた。

雨を凌げる場所は不安定なコンテナの下のみで、水や食事も「週に一度だけ」という状況だったという。この状況を見かねた方が1年間にわたって深夜に通い続け、食事や水の提供、散歩などのケアを続けていた。

その後、新しい家族を探すために発信を続けたところ、多くの方から里親希望の声が届いた。しかし、りんちゃんがフィラリアに感染しており、そのことを伝えると先住犬との兼ね合いなどで辞退されるケースがほとんどだったとのことである。

紗栄子は「これは、誰かが冷たいという話ではない。保護の現場では、それだけ病気やキャリアを持つ子たちが家族と出会いにくく、迎える側も簡単ではない現実がある」と現状を説明した。

また、外飼いのリスクについても言及し、「暑さや寒さ、病気、事故、孤独。外で暮らす動物たちは、私たちが想像する以上のリスクの中で日々を過ごしている」と指摘。さらに「無関心は、とても静かで、とても残酷」として、動物愛護への関心を呼びかけた。

現在のりんちゃんはフィラリア弱陽性、腎臓の数値の悪化、重度の歯周病、視力の低下など複数のケアが必要な状態だが、動物看護師が常駐する環境で治療を進めながら暖かい部屋で暮らしている。先住犬のあずき、あんず、ライアンと共に暮らすためのトレーニングも、ドッグトレーナーの指導のもと行われている。

紗栄子は「迎えた命には、どんな状況でも寄り添い続けること。

それが、命を預かるものの最低限の、いえ、当たり前の『責任』」として、最期まで責任を持って支える覚悟を示した。

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【参照元】
紗栄子オフィシャルインスタグラム

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