ファミレスチェーン「ガスト」などで配膳を行う猫型ロボット「BellaBot」を手掛ける中国・Pudu Roboticsが、2025国際ロボット展(iREX 2025)において産業用四足歩行ロボット「PUDU D5シリーズ」を発表した。同社が国際展示会で全製品ラインアップを公開するのは今回が初めてとなる。

Pudu Roboticsのブース全景。手前左が清掃ロボット「PUDU CC1 Pro」、中央が配膳ロボット「BellaBot」、右奥が人型ロボット「PUDU D7」

配膳ロボット「BellaBot」と人型ロボットを並べて展示していた
D5シリーズは、巡回点検や物品搬送を想定した自律型四足歩行ロボットで、脚式と車輪式の2タイプを展開する。車輪式は工場などの平坦なフロアで高速移動が可能で、脚式は屋外の凹凸地形に対応する。背面にはカメラや収納ボックスなどを取り付けられるプレートを備え、用途に応じたカスタマイズが可能だ。1回の充電で最大14kmの走行ができ、最大30kgの荷物を運搬できる。

四足歩行ロボット「PUDU D5」の車輪式モデル。背中に機材を載せるプレートがあり、カメラや箱を取り付けられる
会場ではこのほか、二足歩行の人型ロボット「PUDU D9」や、配送ロボットに2本のアームを追加したセミヒューマノイド「FlashBot Arm」も展示された。人型ロボットは2026年4月頃に日本での発売を予定しており、コンビニでの欠品検知から倉庫在庫の補充までを担う用途を想定し、現在検証が進められているという。

左が二足歩行の人型ロボット「PUDU D9」、右がセミヒューマノイド「FlashBot Arm」。FlashBot Armは配送ロボットに2本のアームを追加した構成で、エレベーター操作やカードキー認証を自律で行える
同社は世界80以上の国・地域で10万台以上を出荷しており、日本国内では配膳・清掃・工業用搬送ロボットを合わせて約1万台が導入されている。すかいらーくグループが主要顧客となっているが、人型ロボットの日本市場への導入はまだ始まっていない。
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