2015年、深谷かほるさんがTwitter(現X)に投稿したことがきっかけで始まった漫画『夜廻り猫』。登場する人物たちが抱える悩みは、いじめ、介護、ペットロスなど、現代社会の身近な問題ばかり。だからだろうか、その悩みに感情移入がしやすい。そして平蔵の包み込む愛を感じるうちに、まるで自分が平蔵の優しさに触れたかのような錯覚に。それがこの漫画の魅力のひとつかもしれない。

漫画『夜廻り猫』の作者である深谷さんが、11月29日開催の「FRaU×KANEBO こどもコンテストワークショップ 2025秋期講習」に講師として登壇することが決定した。講師である深谷さんが描く“希望と優しさの物語”『夜廻り猫』の魅力をお届けする。 

飼い猫が原因不明の病に

元気いっぱいの風太を引き取った家族がいた。風太はまるで太陽のような存在で、家の中には常に笑い声が。 しかし、ある日突然、風太が泡を吹き、痙攣し、失禁。病院へ行っても原因不明。治せないと言われてしまう。

発作が続く風太の様子に動揺する家族。そこへ平蔵が訪れ、風太が何かを訴えていると家族に伝える。その理由を聞き、家族は驚きを隠せない。 

「まさか…」

 果たして、何が原因だったのだろうか。そして風太は元気を取り戻すことができるのだろうか。

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