10月は大規模な値上げが相次ぎ、家計を直撃です。
4月以来、半年ぶりとなる3000品目以上の食品が値上がりし、ペットボトル飲料は200円台に突入しました。
帝国データバンクによりますと、1日から値上げとなる食品は3024品目。
3000品目を超えるのは、4月以降半年ぶりで、今年2番目の多さです。
飲料や酒類が全体の7割を占め、500ミリリットルのペットボトル飲料の値段は、ついに200円台に突入しました。
メーカーの希望小売価格が200円を超えたのは、コカ・コーラやお~いお茶、三ツ矢サイダー、カルピスウォーターなど。
各社の主力商品がこぞって200円を超えました。
買い物客
「200円というとびっくりしますよね。弁当とペットボトルというのがセットになるので、どちらかをランクを下げないとえらい」
一方、これまで値上がりに耐えていたとされる納豆も、一部メーカーが値上げを決定。
さらに焼き肉のたれなど、調味料も246品目が値上げとなっています。
毎月値上がりが続く状況に、買い物客は…
買い物客
「お会計見たときにあーみたいな感じ。こんだけしか買ってないのに、すぐ5000円とかで、ため息が出ちゃう」
スーパー側も値上がりによる消費の冷え込みを不安視します。
いちやまマート 社長室 辻隆元室長
「値上げというキーワードがあると、どうしても財布のひもを締めなきゃという気持ちになるのは当然だと思う。お買い上げとしては、多少減ってくるというところはある」
いちやまマートでは客足を減らさぬよう、「地域最安値」を打ち出し、今回メーカーが値上げした商品や食卓に並ぶ機会の多い商品を割安価格で販売しています。
いちやまマート 社長室 辻隆元室長
「お店も困るが、一番困っているのはお客様なので、仕入れをする側の努力によって、同じものだったら、安く安価にできるように努力をしていく」