・自己紹介
平素より鳥獣保護活動にご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。
傷病鳥獣保護ボランティアを個人で行っています上山と申します。
これまでのプロジェクトに際し温かいご支援ご協力をいただきましたこと
心よりお礼申し上げます。
地味で地道な活動ではありますが
地域で暮らす生物達の命と尊厳を重視し日々活動を続けています。
今回は「野外猫救済」プロジェクトを立ち上げました
小さな命の野外猫達は声をあげることができません
寒さや飢え交通事故など過酷な環境に置かれた猫達に
「かわいそう」だけで終わらせず「行動する」ことで命をつなぐことができます。
どうかあなたの優しさを少しだけ分けて下さい
ご支援ご協力を心よりお待ちしております。
・プロジェクトを立ち上げたきっかけと内容
【現実と向き合う瘦せた体に宿る懸命な命】
保護している猫達は野外放棄や廃棄で過酷な環境に晒されていた子達です。
突然の放棄により空腹に耐えながら生き延び野良猫に等しい状態で
保護時点では栄養不良や奇形体型
病状が慢性化した状態で終生飼育となった高齢猫達も居ます。
また近年の多頭飼育者からの相談や保護案件は
善意から始まったであろう飼育が経済的精神的な限界を超え
結果として猫達が十分な食事が取れず栄養不足となり
不妊去勢手術や医療が追い付かないケースが絶ちません。
それでも生きようと小さな体で必死に鳴き寄り添い助けを求める猫達に
少しでも安心できる居場所を届けたいと瘦せた猫達の体に触れる度
まだ未来があると信じ皆様の温かいご協力で保護を続けました。
【行き場の無かった猫達の救済】
これまでの保護猫達は近隣配慮を重視し
個別部屋や家を準備で過密を防ぎ繫殖と感染伝染の防止を行い
私や協力家庭内での出産による繫殖や病の媒介はございません。
しかし保護や譲渡だけでは解決できない
周辺での繫殖防止無き状態での野外放置の繰り返しや想定外の遺棄案件は多く
近年の物価高騰や近隣問題と高齢化で家を離れ管理を辞める方もいる現状は
野外生活では食や管理が行き届かなくなる過酷な現実があります。
・プロジェクトの内容
【繫殖対策の推進と安定管理の維持】
里山の野外猫達の中には成長期の猫も存在しており
猫や人間にとっても不幸な境遇を増やさないために
食の管理を実行し保護が必要な猫は一代限りとして繫殖を防止。
猫達に少しでも安心できる居場所を協力家庭と提供で
室内管理での保護を行います。
【実施スケジュール】
三重県の住宅地域の野外猫8匹に
2025年11月頃から施術を開始し12月14日に完了の予定です。
(捨て猫防止と近隣配慮で地名無表記をご理解お願いします)
不妊去勢手術予定の動物病院に関しては決まっており
プロジェクト立ち上げ時に動物病院の了承をいただいています。
(ガイドラインに添って病院名の公開は伏せます)
・保護に関して
取り残しを想定し個人私有地内で許可を得て
連日での餌やり等の管理を行い警戒心を弱め強制的な捕獲器の使用は行いません。
管轄保健所に地域には猫の飼育数の制限が無く
協力家庭と少数頭数での飼育を実行しており動物取扱業不要の範囲と確認済
室内管理状態も訪問で適切と確認いただきました。
過剰頭数飼育は行いませんが今後に備え第二種動物業届提出済です。
【資金使途】
・保護猫TNR適応不可8匹の不妊去勢手術と
ワクチン接種(接種可能な場合)約160000円
・体内外駆虫薬15箱 約54000円
・フード類購入 約94000円
・移動用キャリーケースとゲージ購入 約65000円
・レデーフォー手数料/税
頭数や健康状態等で変動の差額分は定期の駆虫薬の医療費や
フード類の消耗品追加購入等の飼育管理費用に充てさせていただきます
【リターンについて】
簡素なリターンで申し訳ございません
猫達の管理に掛かる費用に全て充てさせていただきたく存じます
ご理解とご承知おき下さい。
行動することで小さな命をつなぐことができます
どうか皆様のお力をお借しください。