いつもあたたかいご支援、ご声援をいただきまして誠にありがとうございます!
本日は、イヌノヒキダシ ドッグトレーナー 片山由貴子様からの応援メッセージをご紹介させていただきます。

|片山由貴子様
(イヌノヒキダシ ドッグトレーナー)
プロのドッグトレーナーになりたいと参加した、あるトレーナーのアカデミーにサポートボランティアとして参加してくださっていたことがきっかけで、湘南1Lebenに出会いました。
保護犬をもっと知りたい、たくさんの犬と関わりたい、とボランティアを始めて早いもので2年以上経ちました。
シェルターとなっている代表宅(レーベンハウス)で、さまざまな理由で、一度人の手から離れてしまった犬たちは、再び「家庭犬」になるための大切な時間を過ごします。
人に馴れ、人の手の温かさや愛情を知ってもらい、そして人と暮らしていくためのルールを知ってもらう。人が主導権を持ったルールのある生活をすることで、犬は人に守られることを知り、信頼していきます。また、犬は犬同士で共同生活を受け入れ、楽しんだり困ったり教え合ったりしています。
代表を始めボランティアスタッフの皆は、この多様な犬たちに「より快適な環境を与えたい」と、日々、「こうしたらどうか」「こういうルールを決めましょう」と考えて意見交換し行動しています。
今、レーベンハウスにはこれまでの努力や工夫が沢山見られます。でも、それらはボランティアスタッフが知恵を絞り、手作りしたもので、やはり限界があります。床は腐り、ドアには穴が空いていて怪我の元になりかねません。吠える声も、外に聞こえてしまうので、ボランティアスタッフもとても敏感になり気持ちに余裕がなくなってしまいます。
今回の修繕計画は、シェルターとしての最低限の環境作りです。それでも、ずっとの家族を待つこの子たちが、少しでも負担なく過ごせるように、ボランティアスタッフとして、トレーナーとして私もできることは精一杯お手伝いしていきたいと思っています。1頭でも多くの犬が幸せを掴めるよう、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。そして保護犬のいる暮らしをもっともっと楽しめる社会になりますように。