
恒例の秋公演をスタートさせたHOUND DOGの大友康平
大友康平(69)率いるロックバンド、HOUND DOGが恒例の秋公演を13、14日の両日にわたり、東京・有楽町のI’M A SHOWでスタートさせた。
今年で3回目を迎える秋公演は「僕の歌は、君の歌〜K’s Selection 2025〜」と題し、大友の自宅リビングに観客を招いたような温かな空間をコンセプトに開催。
ステージにはペルシャじゅうたんやアンティーク調のライトが置かれ、曲ごとに異なる照明が施されるなど、居心地よい雰囲気の演出で楽曲の世界観を深めた。
選曲は、大友が選曲したHOUND DOGのナンバーをピアノ、バイオリン、ウッドベース、生ギターのアコースティック編成で披露。ブルース調やジャズ調のアレンジで原曲の印象を一新したり、アップテンポからスローバラードまで織り交ぜた14曲を届けた。特に代表曲「POWER OF LOVE」は予想を裏切るアレンジで大きな拍手を浴びた。
MCでは楽曲誕生時の思い出や近況を報告。「僕の歌が1曲でも多く君の歌になってくれたらうれしい」と熱く呼びかける場面も。終演後にはファンを背にメンバー全員で記念撮影を行い、会場は一体感に包まれた。
14日のステージで大友が2026年元日に70歳になることを記念し、3月から東京、大阪、仙台をめぐるツアーを開催することも発表した。この日の公演の模様は10月26日午後6時からBS10プレミアムで放送される。
秋公演は9月20、21日に神戸・朝日ホールでも行う。12月21日には群馬・エテルナ高崎でクリスマスディナーショーを開催する。
