登壇した寺田心(撮影・小渕 日向子)
Photo By スポニチ

 俳優の寺田心(17)が9日に都内で行われた、ペットライン「愛犬・愛猫へ贈る 感謝の手紙コンテスト」発表会に出席。シニア期を迎えた愛犬への思いをつづった手紙を読み上げた。

 5匹の愛犬とともに暮らす寺田。3つの質問を通じて、最年長7歳・ももちゃんへの愛情を数値化し、トークを展開した。

 この日、ももちゃんへの手紙を朗読。「ももへ。ある本を読み、大きくなったら保護施設を作りたいと思った。保護犬についてちゃんと理解するため、保護犬を自分で育てたいと思っていた時に出会ったのが君です。声帯を取られていた君は、凄く緊張していて、初めて会った時は抱っこされたまま、微動だにしなかったね。試行錯誤の毎日だった」とこれまでの歩みを回顧。

 「ねえ、もも。僕は間違っていたと思う。僕が幸せにしてあげるんじゃなくて、僕が君に幸せをもらっているよ。いつも僕の支えになってくれてありがとう」と感謝し、「シニアになって今までできていたことができなくなったり、寝る時間も少しずつ増えたり、この先もっと大変なことが増えるかもしれない。でも、ずっとそばにいるから、長生きしてね。それで、これからもたくさんの思い出を作ろうね」と笑顔で愛犬への思いを伝えた。

 「愛犬と過ごす時間は凄く大切だなと思う」。仕事と学業を両立しながらも、1日5時間以上は愛犬と遊ぶ時間を確保。最近は気温を考慮しながら、朝と夜合計1時間以上散歩も欠かさない。ももちゃんと家族になってからの約4年間、1日1枚以上写真を撮影し、その枚数は1664枚を超えた。

 保護犬を育てることは簡単な事ではなかったが「諦めずに一緒に居て良かったなと凄く思います」と胸を張った寺田。

 愛犬が歳を取るにつれて「人も犬も悩む部分も凄く増えてくるんじゃないかなと思う」と想像も「しっかり手紙として形に残したり、愛情をしっかり再確認する機会を設けることによって、愛情が薄れていかないようにできたらな。これからも愛情を深めて一緒に過ごしていけたらな」とほほ笑んだ。

続きを表示

Write A Comment