5月に終了いたしました当会のクラウドファンディング 「医療の充実と飼育環境を整備し、より多くの犬猫の命を繋ぎたい」 に多大なるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

第一目標の1,500万円を大きく上回る2,445万円ものご支援をいただきましたこと、改めて深く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

現在お待ちいただいている返礼品の発送ですが、製作中のお品物が完成次第発送させていただきます。
お待ちの皆様には、引き続き完成までお待ちいただけますよう何卒よろしくお願いいたします。

そして、施設の修繕工事もいよいよ始まりました。

今回は、進捗状況として「二つの工事」と「医療費」についてご報告いたします。

電気工事について

電線・漏電ブレーカー・電柱建柱費・電灯容変工事など、総額1,056,000円の見積もりをいただいておりますが、先日、電柱2本の建柱工事が完了しました。

当会の施設は、元々豚舎の跡地だったこともあって、その名残で地中にはコンクリートが埋まっており、電柱の建設には大変な苦労がありました。

今回建てられた電柱は、長さ10m・重さ約2トン。地面からの高さは8.2mとのことです。

この電気工事により、ストーブ・ヒーター・エアコンの増設が可能となり、犬猫たちが寒さや暑さに耐えることなく、快適に過ごせる環境が整います。

また、シャンプー後のドライヤーや高圧洗浄機による清掃もタイミングよく行えるようになり、作業効率が向上することで、犬猫との触れ合いや散歩の時間もより多く確保できるようになります。

次回は、電線設置に伴う移動工事が予定されています。

猫舎へのナノイー発生器の設置について

今回のクラウドファンディングでは、第二・第三目標には届きませんでしたが、第一目標を上回るご支援により、猫舎の5つの個室にナノイー発生器を各1台ずつ、計5台設置することができました。

ナノイー発生器は、空気中の水分をナノレベルの微粒子イオンに変換し、菌・ウイルス・ニオイ・アレル物質の抑制が期待できる機器です。
カビ菌や真菌の抑制にも効果があるとされており、猫たちの健康維持に大きく貢献してくれると考えています。

設置は、個室全体に効果が行き渡るよう天井へ取り付けました。

建物の構造上、埋め込みができなかったため、天井から少し飛び出す形にはなりましたが、見た目を損なわないよう部屋の奥に設置してくださいました。

また、工事に伴い、使用されていなかった低い位置のコンセントを撤去し、使いやすい高い位置へ移設してくださいました。

工務店様の細やかなご配慮に、心より感謝申し上げます。

医療費について

昨年度の医療費は約1,500万円にのぼりましたが、今回のクラウドファンディングでは、第一目標に750万円を計上させていただいておりました。

今年4月~7月までの医療費総額は約440万円、月平均では約110万円となっております。

不妊手術や混合ワクチン接種などの基本的な医療はもちろん、できるだけ健康な状態を維持し、未病に努めることで、動物たちのQOL(生活の質)を高めていきます。

また、医療と運営とバランスを取りながら、一頭一頭の尊厳と福祉を守る医療を心がけていきます。

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🔧今後の予定工事

第一目標に含まれていた以下の工事も、順次実施予定です。

– 暖房設備工事(約34万円)
– 断熱工事(約270万円)
– 屋根工事(約170万円)

進捗状況は、今後も随時ご報告させていただきます。
また、工事完了後には、かかった経費の詳細も改めてご報告いたします。

皆さまからの温かいご支援に、改めて心より感謝申し上げます。
この場を借りて、深く御礼申し上げます。

本当にありがとうございました!

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