
<広・D>全身イヌ!始球式を務めたオダギリジョー(撮影・岸 良祐)
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俳優のオダギリジョー(49)が4日に行われた広島―DeNA戦(マツダ)で始球式を務めた。
監督を務めた映画「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」(9月26日公開)での警察犬「オリバー」役の衣装姿で登場。場内からは大歓声が起きた。
降りしきる雨の中、着ぐるみに広島のユニホーム姿で登板。やや外角にそれたものの、見事なノーバン投球を決めた。
同作は、2021年に放送されたオダギリジョーが脚本・演出・編集を務めたオリジナルテレビドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」を映画化。ドラマでは、鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)だけには、なぜか相棒の警察犬・オリバーが、酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさんに見えてしまうという奇抜な設定が話題となった。
登板前にオダギリジョー監督として、球団を通じてコメント。
「僕が製作した映画『THE オリバーな犬、(GOSH!!)このヤロウ MOVIE』に出演する警察犬、
オリバー・フォン・ボアハイム号が始球式を務めさせていただけることになりました。
しかし不運な事に、数日前から軽いギックリ腰をわずらい、本領を発揮することは難しいのではないかと言われています」と腰を痛めていたという。
「オリバーのハンドラーであります、青葉一平さんによりますと、そんな状況でもオリバーは『オレの腰が完全に壊れようと、かまわねぇ。今日の一球に全てをかけるだけだ』と強がっているそうです。皆さま、暖かく見守ってください」とユーモアたっぷりに意気込んでいた。
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