アポロくんが真剣に見つめる、その先には…（スクリーンショット）
愛犬の投薬に頭を悩ませた経験がある飼い主さんは、多いのではないでしょうか。健康のためだとわかっていても、薬を嫌がる愛犬の姿を見ると心が痛むもの。X（ツイッター）では、薬を拒否していたはずのシベリアンハスキーが、飼い主さんのある工夫によってあっさりと薬を飲み、3.9万件もの“いいね”を集めて話題になっています。いったい、どんな方法だったのでしょうか。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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薬嫌いな愛犬にも“おいしいトラップ”で投薬成功
「お薬拒否するいぬにはこう」
そんなコメントと共に投稿された動画には、もふもふの毛並みが美しいシベリアンハスキーが映っています。じっと見つめているのは、目の前のサツマイモ。その断面に錠剤が仕込まれていく様子を、静かに見守っています。そして次の瞬間、何事もなかったように、薬入りサツマイモを2個とも、あっという間に完食してしまいました。
嫌がっていたはずの薬を“おいしいトラップ”で見事クリアする姿は、3.9万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「ちゃんと食べちゃうのかわいい」「薬だけ『ぺっ』ってするのかと思ったw」「ぱくぱくぱく……ぺっ！ 実家のいぬは無駄に賢かったです」など、愛犬の投薬に苦労した経験を持つ飼い主から、数多くの声が寄せられています。
「仕方ないな…」 薬入りサツマイモを受け入れるアポロくん
サツマイモに入れられる薬を、じっと見つめるアポロくん（スクリーンショット）
動画の主役は、シベリアンハスキーで4歳の「アポロ」くん。素直で、ちょっぴりおっちょこちょいなところがキュートな男の子です。近頃、傷口からばい菌が入って肌が荒れてしまい、病院から抗生剤を処方されていたといいます。
普段は、飼い主さんがドライのドッグフードに薬を混ぜることが多いそうですが、アポロくんは薬だけ避けてしまうことがあるそう。とくに今回の薬は、大きめかつ2錠だったため、サツマイモが使われました。好物を活用した工夫は、ほかの食材でも応用が利くようです。
「サツマイモ以外でも、お団子のようなおやつやバナナなどに入れても、同じように飲んでくれます」
アポロくんは動画で、目の前でサツマイモに薬が仕込まれる様子を、じっと見つめています。この光景について、飼い主さんは「薬を飲んでほしい意図は伝わっている」と感じているそうで、アポロくんの心境をこう推測しています。
「目の前で入れていますし、騙されているというよりは、本人も『仕方ないな……』と思っているのではないでしょうか」
サツマイモが大好きなアポロくんは、まだちょっと物足りない様子だったそう。飼い主さんの愛情をたっぷり受けて、のびのびと過ごす日常は、YouTubeチャンネル「Apollog-シベリアンハスキーのもふもふ日記-」でも見ることができますよ。
○取材協力：アポロ＆コスモ＠ハスキー（@Apollo_Husky_12）さん
（Hint-Pot編集部）