8月19日は、埼玉県動物指導センター南支所から3頭の猫たちを引き取りました。
センターに収容された猫全頭を引き取る。
今のねこかつの力では、まだできません。
ただ、一日でも早く殺処分はゼロにしたい。
他の団体さんが引き取れない猫に関しては
必ずご相談くださいとセンターと約束しています。
必然的に、引き取るのが難しい猫の話がやってきます。

猫エイズと猫白血病の両方を持っている
いわゆるWキャリアの猫です。
道端で衰弱していたためセンターに収容されたそうです。
見た目からもわかるように
Wキャリア以上に耳の自壊、顔のただれが深刻です。
診察はこれからですが、
扁平上皮癌ではないかとセンター職員さんと話しました。

完治は望めないと思いますので、
緩和治療をしつつシェルターで
(短いかもしれませんが)残った時間を
過ごしてもらおうと思っています。

キャリーに入れたまま遺棄されていたため、
センターに収容された兄妹猫です。
男の子の方が、
先天的なものなのか頭にふらつきがあります。
そのため、引き取り先が見つからなかったと
センターから引き取りを依頼されました。

こちらの兄妹は、
頭に障害はあるものの元気いっぱいなので、
がんばってずっとのお家を探したいと思っています。
センターには交通事故などの負傷猫が収容されます。
今期もすでに瀕死の状態でセンターから引き取り
医療にかけたものの、数日で亡くなった子がいます。
負傷猫をたくさん引き取るのは
本当にたいへんなことだとわかっていますが、
できる限り続けていきたいと考えています。