
お寺に迷い込んできたところを保護された子猫 4才になった現在、あらためて「よく生きててくれた」と感慨深い気持ちに
「逞しすぎますが、よく生きててくれました」と話すのは、X(旧Twitter)ユーザー@nachos0420さん。
愛猫・ナツちゃん(取材時4才/以下、「なっちゃん」)は、保護猫でした。こちらの写真は、保護当時のなっちゃんだそう。生後推定5カ月未満の子猫だったなっちゃんとの出会いについて、飼い主さんは次のように話しています。
飼い主さん:
「なっちゃんは、飼い主の実家近くのお寺に迷い込んできたところを保護された野良の子猫で、写真はそのときに撮られたものです。
なっちゃんを保護したあとに実家の家族経由でこの写真をもらったのですが、かなり痩せている印象でした。ただ、なっちゃんはお寺にゴハンを求めて自由に出入りしていたらしく、かなり逞しい子猫でもあったようです」
飼い主さんは猫をお迎えする予定はなかったそうですが、保護されたなっちゃんのあまりの可愛さに惹かれてお迎えを決意したといいます。そんななっちゃんの現在の姿とは……。
なっちゃんは4才に! どんなコに成長した?取材時、4才になったなっちゃんがこちら。体が大きくなり、美しい三毛柄とまんまるの愛くるしい顔つきが印象的なコに成長していますね!
なっちゃんはとても人懐っこいコだといい、お迎え当初から飼い主さんのお腹の上で寝てくれたそう。家に遊びにきた人たちにもスリスリするそうで、飼い主さんはなっちゃんについて「みんなを虜にしている“魔性の女”」と表現します。
愛らしさで飼い主さんたちを魅了している、なっちゃん。ここまで立派に成長したなっちゃんについて、飼い主さんは次のように話しています。
飼い主さん:
「なめ壊しが結構長く続いてウェアを着せている期間も長かったですが、今はすっかり治りました。1才になるまではFIPなど重篤な病気になってしまう可能性が高いので、何も起こらないことを祈っていましたが、無事に4才を迎えられて本当に何よりです」
一緒に暮らすスイちゃんとの関係性も微笑ましいなっちゃんをお迎えしたあと、飼い主さんはご縁があってスイちゃん(取材時1才)を家族に迎えました。2匹はべったりくっついているような関係性ではないけれど仲良しで、日常ではほっこりする光景が見られるのだとか。
飼い主さん:
「なっちゃんが飼い主に甘えたいときにスイちゃんが近づくと、なっちゃんが結構お怒りモードになるのですが、スイちゃんはケロッとしていて『メンタルが強いな』と思います(笑)
でも、ゴハンやオヤツを嗅ぎつけて一緒にキッチンに並んでいたり、丸まって一緒に寝ていたりすることもしばしばあるので、見ていてほっこりします」
最近も、カーテンをめくるとなっちゃんとスイちゃんが窓辺で向かい合わせでひなたぼっこをしていたそう。2匹の愛らしい姿を見て、飼い主さんは「可愛すぎる」と思ったそうです。
飼い主さん家族のもとで、なっちゃんはのびのびと暮らしています。飼い主さんになっちゃんへあらためての思いを聞くと、「スイちゃんと一緒に健康に長生きしてほしいです」と語っていました。
写真提供・取材協力/@nachos0420さん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
