大切に育てた愛猫が、今年の1月に虹の橋へ【写真提供:アトリエpuchuco(@puchuco709)さん】大切に育てた愛猫が、今年の1月に虹の橋へ【写真提供:アトリエpuchuco(@puchuco709)さん】

 先祖の霊がお盆に帰ってくるための乗り物とされる精霊馬。一般的には、キュウリで作られた馬とナスで作られた牛を供えますが、X(ツイッター)では、亡き愛猫の好物を材料にした精霊馬が大きな注目を集めています。12万件もの“いいね”を集めた投稿について、投稿者のアトリエpuchuco(@puchuco709)さんに詳しくお話を伺いました。

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愛猫が喜ぶカツオ節の精霊馬に思いを込めて

「愛猫が亡くなって初めてのお盆。大好きなカツオ節で作ったから帰ってきておいで」

 そんなコメントとともに投稿された写真には、1本のカツオ節で作られた精霊馬が写っています。胴体は細長くなめらかで、4本の細い竹串のような棒で脚が表現されているようです。

 そんな精霊馬の近くには、アジサイと小さな白い花が生けられた淡い緑色の花瓶と、写真立てに入ったサビ猫の写真が置かれています。サビ猫は大きな瞳がとてもキュートで、愛らしい表情を浮かべており、生前とてもかわいがられていたことがわかります。

 投稿には12万件もの“いいね”が集まり、大反響を呼びました。「これなら帰ってくる途中、おやつにもできて最高ですね!」「すごいすごい! きっと喜んで急いで来てくれますよ」「きっと飼い主さんの心の中で生き続けているはずです。同じ時間を過ごせたことは猫さんにとっても幸せだったと思う」といった声が寄せられています。

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