ねこかつについて

~生きる場所を失った猫たちを救いたい~

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。

埼玉県で「保護猫カフェねこかつ」を運営しております、NPO法人ねこかつの梅田達也と申します。

NPO法人ねこかつは、現在埼玉県内で2つの保護猫カフェ(川越市、さいたま市)と2つのシェルター(川越市、さいたま市)を運営する猫の保護団体です。 

 

 ※さいたま市のシェルターは、昨年クラウドファンディングで皆様にご支援いただいた資金で新設することができました。ありがとうございました。

 

保護猫カフェとシェルター、預かりボランティアさんのもとで、常時250頭くらいの猫を保護し、年間約500頭の猫を里親さまのもとへ送り出しています。

 

「保護猫」という言葉もなかった頃から活動を始め、今年で13年目に入りました。

これまで5000頭以上の猫を保護し、里親さまへ繋げることができましたが、まだまだ私たちの助けを必要としている猫がいます。

 

もっとできるはず

 

今もどこかで飢えや渇き、暑さ寒さに苦しみ、ケガや病気に苦しみ、不幸のどん底にいる猫たちを助けたい。すべての猫に適切な医療を。

そして、できることなら、ピッカピカの家猫にして新しいご家族のもとに送り出してあげたいです。

 

どうか私たちの活動に力を貸してください。                                  

 

NPO法人ねこかつ

代表理事 梅田達也

 

 

保護活動の現場

 

ねこかつには、日々多くの相談が寄せられます。

 

・野良猫が子猫を産んで近所で問題になっている。

・ダンボール箱に入れられた子猫が公園に捨てられていた。

・一人暮らしの高齢者が亡くなってしまい、飼っていた猫を引き取れる人がいない。

・不妊去勢手術を怠ったため多頭飼育崩壊状態になりゴミ屋敷になってしまった・・・

 

うとまれ、邪魔者にされ、見捨てられ、生きる場所を追われる猫たち

 

本当に残念ながらすべての猫を保護することはできませんが、TNR(野良猫に避妊去勢手術をして元の場所に戻す)や保護、猫の命を救うためにできる限りのことをしています。

 

また、このような相談案件と並行して、動物愛護センターに収容され、殺処分を待つ猫たちの受け入れも。

収容数の多い茨城県のセンターを中心に、遠くは沖縄県の動物愛護管理センターからの引き出しも行っています。

 

 

上の写真、2か月間だけでねこかつが茨城県動物指導センターから引き出した子猫たちです。

(2025年5月・6月)

 

なかには目が見えない、足がない、下半身が動かない等、ハンディキャップがある猫もいます。他のボランティアさんにはなかなか引き出してもらえないような猫たちも、ねこかつでは他の子と同じように受け入れています。

 

またセンターからは子猫だけではなく、大人の猫(往々にして負傷猫やキャリア猫)も受け入れも行っています。

 

 

保護してからが大変です

~里親募集までの長い道のり~

 

こうして保護された猫たちは、すぐに里親募集ができるわけではありません。

ノミやダニといった外部寄生虫の駆除、回虫などの内部寄生虫の駆除はもちろん、ワクチン接種、猫エイズ・猫白血病といったウィルス検査、不妊去勢手術やマイクロチップなど、基本的な医療処置を施してから里親募集をすることになります。

 

ねこかつではこの医療処置と隔離期間のため、保護してから最低でもひと月を経た後に里親募集をしています。猫たちはこのひと月間は原則シェルターで過ごすことになります。

 

川越にある初代シェルター。古い一軒家をお借りしてスタッフとボランティアさんとでお世話をしています。

 

そして、ひと月経過後。

保護した猫のすべてが里親募集をできるわけではありません。

 

保護した猫たちの中には、怪我やいろいろな病気や障害を持った猫たちもたくさんいます。交通事故にあって保護された猫は治療に時間や費用がかかる猫も多いのが現実です。腎不全やひどい難治性の口内炎を患っているなど、そもそも里親募集が難しい猫も多くいます。

 

 

また、老齢の猫などは不治の病を抱えた猫も多く、里親募集ができずにねこかつで余生を過ごします。

 

基本的な医療処置に加えて、こうした事情を抱えた猫たちにかかる医療費の負担が、月々大きくのしかかってきます。

 

すべての猫に適切な医療を受けさせるには、毎月多大な資金が必要になる。

その目途が立たないのに保護をするのは無責任。

 

だから新たに保護できる枠は限られてしまう。

助けたいのに助けられない。もっと助けてあげたい。もっとできることがあるはずだ。 

 

苦悩の日々が続いています。

 

 

さあ、新しいお家を探そう!

~猫たちの新しいニャン生のために~

 

必要な医療処置を経て里親募集ができるようになった猫たちは、保護猫カフェや譲渡会でずっとのおうち探しを始めます。

 

ねこかつでは猫を保護するだけではなく、保護した猫たちを里親さまへ繋ぐ活動にも力を置いています。

一頭お家が決まれば、その枠でまた新しい猫を保護できますし、なにより猫にとって家族に自分専用の愛情を注いでもらうほうがずっと幸せだと考えるからです。

だからみんなで必死に探します。

保護猫カフェねこかつ川越店の店内

 

譲渡会の様子 (左)大宮ステラタウン譲渡会 (右)パナソニック保護犬猫譲渡会

 

現在、週末毎に開催させていただいている島忠ホームズさまの譲渡会に加えて、地元不動産会社・住協さまでの譲渡会、IKEAさまでの譲渡会、日本最大級のパナソニック保護犬猫譲渡会、朝日新聞築地本社での保護猫譲渡会、パティシエの鎧塚俊彦さまにお声がけいただいた東京・京橋エドグランでのエンジン01保護犬猫譲渡会、大型ショッピングモール・ステラタウンさまでの譲渡会などを行っています。

 

 

 

皆さまからいただいたご寄付でできること

 

ほとんどの猫たちは、衛生的ではない環境で、また不妊去勢手術をしていない状態で保護されます。

そのままでは新しいお家に行くことはできませんし、感染のリスクから他の猫と接することができません。

 

保護された猫たちは駆虫、ワクチン接種、ウイルス検査、不妊去勢手術、マイクロチップ装着、という基本的な医療処置を受けます。

それに加えて、怪我や病気がある猫たちには、個別の医療処置が必要になります。治療が長期にわたることも珍しくありません。

 

継続寄付を通して、保護した猫すべてに安定して十分な医療を受けさせてあげたい。

皆さまからいただいたご寄付は、保護猫たちの医療費に使わせていただきます。

 

 

 

いまの思い

 

ねこかつを立ち上げてから約13年、できるだけご寄付に頼らない保護活動を心がけてきました。

それはまだ活動の少ない段階でお寄付を募ることが正しいことなのか?

また、自身の活動はご寄付をいただくに足りるものなのか?

そんな葛藤があったからです。

 

しかし、13年の間、ほぼ休みなく活動を全力で行ってきました。

その間に、約5000頭の猫たちを保護し、素敵なご家庭に繋ぐことができました。

 

13年前には想像もできなかったホームセンターや大きなショッピングモール、大企業や新聞社とのコラボした保護猫譲渡会なども定着させることができました。

 

でもまだ、活動が全然足りていません。

殺処分すら、ゼロにはできていません。

社会をもっと猫や他の動物たちに優しいものに変えていかなければなりません。

 

もっともっと力が必要です。

皆様からご支援をいただくという形で大きな力を得て、より多くの猫たちの命を救い、そして猫たちが犠牲にならない社会を作っていきたいと考えています。

どうかご支援をお願いいたします

 

2025年8月

梅田 達也

 

 

 

 

 

 

<留意事項>
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来かねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
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