先日、1匹の子猫を保護しました。
寂しそうに鳴きながら草むらに身を潜めていた「ちょび」
今自宅に連れて帰りお世話をしていますが、定位置は、まだソファーの下です。
ですが、ご飯になると出てきてくれ、膝にのってくれる様になりました。
この子の情報をくれたのは、「お掃除が行き届いていない神戸のお宅」に暮らす77歳のご婦人です。
足腰が悪く、身体も傾きながらも、毎晩猫たちのために餌を運び続けています。
ただ、餌を撒き散らすためにたびたび警察沙汰となり、最近も「階段に毎日餌を置かれて困っている」という苦情が入りました。
何度お願いしても改善されません。
やり方は間違っていると感じることばかりで、苛立ちや困惑を覚えることだらけ。
けれど──深夜2時、(早い時間だと、注意されるので)片足を引きずりながら外猫たちに餌をあげている!その必死な想いが否応なく伝わってきます。
怒りと同時に、胸が締めつけられるような切なさがこみ上げ、どうしても嫌いにはなれないのです。
私と彼女の関係は、正しさや好き嫌いでは片づけられない、複雑で不思議な“縁”。
気づけば、関わって8年。尻拭いばかりの年月でしたが、これで一旦区切りをつけようと決めました。
引き取りにあたり、せめて餌代だけでも毎月支援してほしいとお願いしましたが、受け入れてもらえませんでした。
だからこそ、今後かかる餌代や体調不良の子たちの医療費をまかなうため、ネクストゴールを達成したいと思っています。
正直「なぜ私がここまでしなければならないのだろう」と、怒りと葛藤で心が押しつぶされそうになることもあります。
それでも──知ってしまった命を見捨てることはできません。
どうか、この子たちが安心して幸せに暮らせる未来を、一緒に守っていただけないでしょうか。
皆さまのお力が、どうしても必要です。