※プロジェクトページには一部、動物がケガをしている画像等センシティブな内容が含まれています。
はじめに・ご挨拶
ページをご覧頂きありがとうございます。
兵庫県西宮市を拠点に保護猫活動をしているボランティア約10名の集まり「西宮保護ねこ かぎしっぽ」です。
私たちは「外で暮らす猫を限りなくゼロにする」ことを目指して、外で暮らす猫の不妊去勢手術とその後のお世話・見守り、自力で生きていくことが難しい子猫や虐待の危険がある猫などの保護・譲渡を中心に活動しています。
昨年度2024年は外猫のTNR(捕獲・不妊去勢手術・リターン)が153匹、保護猫の譲渡が117匹となりました。
シェルターは設けておらず、昨年度は譲渡金や里親様からのご寄付、代表の収入で医療費をまかなっておりましたが、今年に入り昨年度末に保護した子猫たちがほぼ3匹同時にFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症しました。
物価の高騰に伴い、猫ちゃんたちのご飯代や衛生管理のための消耗品や様々な経費が今まで以上のお金がかかり始めている中、代表を始めボランティアメンバーも皆フルタイムで仕事をし、日々猫のお世話をしています。
そんな中、3匹同時のFIP発症は目の前が真っ暗になるような出来事でした。
このままでは活動自体を続けることが出来ない。治療費も払えるか分からない。
しかし病気は待ってくれるわけもなく、日に日に衰弱していく子たちを見て治療を始めました。
他にも現在約60匹の保護猫たちがおり、飼育継続費だけでも毎月高額な費用がかかっています。
昨年度にシニア猫さんの抜歯手術や骨折した猫ちゃんの手術代などが重なり、医療費の捻出が困難となってしまいました。
このような状態でも3匹の命、そして他の保護猫たちの命も諦めたくないという想いから、今回クラウドファンディングに初めて挑戦させて頂きます。何卒ご協力頂けますと幸いです。
このプロジェクトで実現したいこと
今回FIPを発症してしまった3匹は、昨年10月末~12月に保護した子猫たちです。
ほっぷとじろーは、多頭飼育困難な現場で猫風邪をひいていた所を雪が降る前にやっとの思いで保護しました。
ティンクちゃんは怖がりで、保護をしてからも兄弟のベルと身を寄せ合いながら一生懸命人慣れ訓練を少しずつ少しずつ頑張って、やっと譲渡会に出れるようになった矢先のことでした。
このプロジェクトで実現したいことは、3匹ともFIPを寛解させてあげることです。
しかし、FIPを発症していなければ、もしかしたらすでに里親希望の方と巡り合えて、今頃はずっとのおうちに行くことが出来ていたかもしれない。
そんな思いから、私たちのゴールはその先の3匹みんなにずっとのおうちを見つけてあげることでもあります。
闘病中の「FIP(猫伝染性腹膜炎)」について
猫伝染性腹膜炎(FIP)は、「猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)」というウイルスにより引き起こされるウイルス性感染症です。
一度発症してしまうと助けることが非常に難しい病気(以前は致死率ほぼ100%と言われていました)でしたが、海外で承認されている薬の使用など近年は様々な治療法を選択することが出来るようになってきました。
出典:アニコム猫伝染性腹膜炎FIPってどんな病気?
2月に同時に2匹発症したこと、他にも保護している猫たちが約60匹以上いることから、支払いの面で比較的安価である薬を使用しています。
その後3月11日にほっぷくんがFIPを発症した際にも、すでに治療を始めていたティンクちゃんとじろーくんが回復に向かっていることから同じく薬を使用する決断をとりました。
また、FIPにはドライタイプとウェットタイプが存在し、ティンクちゃんがドライタイプ、じろーくんとほっぷくんがウェットタイプと診断されています。
プロジェクトの内容
※治療内容や治療費、治療期間は動物病院の確認が取れています。
1)治療スケジュール
・ティンク(三毛)
1月中旬より食欲が減り、様々な検査を病院で行いお薬を変えたりしても体重がどんどん減っていました。
一緒に保護した姉妹のベルは体重3kgを超えていたのに、ティンクは1.5kgというガリガリの状態。毎日点滴をして、本当にいつ命が消えてしまってもおかしくありませんでした。
先天性の疾患かもしれないと診断されていましたが、最後にすがる思いでFIPに詳しい病院に行き検査をし、腹水は溜まっていませんでしたが、状態からしてFIPの疑いが強いとのことで即日に緊急入院。投薬治療を開始しました。
その後FIPドライタイプと診断され、84日間毎日の投薬が始まりました。
投薬時間:毎日8時と20時の2回
定期診察:2月8日に退院してからは1週間に1回通院→3/12より月に1度通院へ変更
投薬量/薬代詳細(明細は下記にまとめて添付しています)
2/7 1.56kg 40mg/1日あたり 10日分処方 薬代2000円
2/14 1.70kg 50mg/1日あたり 8日分処方 薬代2000円
2/21 1.80kg 50mg/1日あたり 8日分処方 薬代2000円
2/28 2.10kg 66mg/1日あたり 9日分処方 薬代3000円(投薬を始めて約20日、やっと2kgを超えました!号泣しました)
3/7 2.09kg 66mg/1日あたり 9日分処方 薬代3000円
3/14 2.30kg 75mg/1日あたり 16日分処方 薬代6000円
3/28 2.56kg 77mg/1日あたり 15.5日分処方 薬代6000円
・じろー(茶トラ)
ティンクちゃんと同じく、1月中旬から食欲が減り呼吸も乱れていることから様々な検査を行っておりましたが回復せず、ティンクちゃんと一緒に2月5日にFIPに詳しい病院にて診察をして頂いた結果、同じくFIPの疑いが強いとのことでそのまま緊急入院をし、投薬治療を開始しました。
その後FIPウェットタイプと診断され、84日間毎日の投薬が始まりました。
投薬時間:毎日8時と20時の2回
定期診察:2月8日に退院してからは1週間に1回通院→3/12より月に1度通院へ変更
投薬量/薬代詳細(明細は下記にまとめて添付しています)
2/7 3.34kg 80mg/1日あたり 10日分処方 薬代4000円
2/14 3.90kg 100mg/1日あたり 10日分処方 薬代5000円
2/21 4.06kg 100mg/1日あたり 8日分処方 薬代4000円
2/28 4.02kg 100mg/1日あたり 14日分処方 薬代7000円
3/14 4.30kg 106mg/1日あたり 15日分処方 薬代8000円
3/28 4.40kg 106mg/1日あたり 15日分処方 薬代8000円
・ほっぷ(麦わら)
3月7日から嘔吐があり、3月8日に受診した時は熱もなく点滴に吐き気どめを入れてもらいました。
1回ご飯を食べましたが、その後3月9日から一切ご飯を食べなくなりました。
すぐにかかりつけ医に受診をしましたが回復せず、その後体調不良の様子がじろーくんと似ていたため3月11日にティンクちゃんじろーくんを診察して頂いている病院へ受診しました。
11日には40度の熱があり、腹水が溜まっており、腹水の色からFIPの疑いがかなり高いためそのまま緊急入院をし投薬治療を開始。
その後FIPウェットタイプと診断され、84日間毎日の投薬が始まりました。
治療時間:毎日8時と20時の2回
定期診察:3月14日に退院してからは1週間に1回通院
投薬量/薬代詳細(明細は下記にまとめて添付しています)
3/14 2.46kg 66mg/1日あたり 9日分処方 薬代3000円
3/21 2.72kg 75mg/1日あたり 8日分処方 薬代3000円
3/28 2.89kg 75mg/1日あたり 16日分処方 薬代6000円
2)資金の使い道と概要
<これまでにかかった金額>2月3日~3月28日まで 合計537,150円
ティンク
2/3 16,500円(FIP抗体検査等)
2/4 7,810円(検査等)
2/5~7 118,250円(入院、検査、薬代等)ティンク投薬開始
2/14 8,200円(検査、薬代)
2/21 2,600円(薬代)
2/28 8,200円(検査、薬代)
3/7 3,600円(薬代)
3/14 6,600円(薬代)
3/28 11,200円(検査、薬代)
じろー
2/5~7 80,400円(入院、検査、薬代等)じろー投薬開始
2/7 71,970円(検査代等)
2/12 3200円(検査代)
2/14 12,200円(検査、薬代)
2/21 4,600円(薬代)
2/28 12,200円(検査、薬代)
3/14 8,600円(薬代)
3/28 13,200円(検査、薬代)
ほっぷ
3/8 3,440円 (注射、点滴)
3/11 6,380円 (レントゲン検査)
3/11~14 115,100円(入院、検査、薬代等)ほっぷ投薬開始
3/21 11,200円(検査代、薬代)
3/28 11,700円(検査、薬代)
<今後かかると想定される金額>
ティンク
薬代9000円(4/11~30)
診察・検査代 15,600円(4月2回、5月1回)
合計=24,600円
じろー
薬代12,000円(4/11~30)
診察・検査代 15,600円(4月2回、5月1回)
合計=27,600円
ほっぷ
薬代22,500円(4/11~6/3)
診察・検査代 20,600円(4月2回、5月2回、6月1回)
合計=48,500円
治療費総額(見込み):637,850円
目標金額は治療費を目安として75万円を希望しています。
750,000円-手数料(税別)105,000円-税(10%)10,500円=
634,500円 全てを治療費に充てさせていただきます。
最後に、3匹の診断書と今までかかった診療の明細書です。
※動物病院様各所より掲載の許可は頂いておりますが、規約により病院名を隠しております。
▶︎ 1. ペット保険について
ペット保険による補償の有無:無
▶︎ 2. 万が一の場合の代替の資金使途について
万が一、亡くなってしまった場合はいただいた支援金については、返金はせずこれまでの治療費に当てさせていただきたく存じます。
▶︎ 3. 問い合わせ先について
本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。
連絡先(ホームページ):西宮保護猫 かぎしっぽ 地域猫・TNR活動
連絡先(メールアドレス):nishinomiya.kagishippo@gmail.com
▶︎ 4. 掲載している資料について
ページ上に掲載している診断書や診療明細書などの資料は全て動物病院から掲載の許諾を得ております。
▶︎ 5.治療方針などが変更になった場合についてプロジェクト実施完了までの間に、治療方針や治療の要否に変更が生じた場合、支援者の皆様、READYFOR事務局に速やかにお伝えします。
▶︎ 6.READYFOR事務局からのご連絡ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。
ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考えhttps://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/
リターンについて
リターンについては、プロジェクト終了後にお送りさせていただきます。
お預かりした個人情報は、送付以外の目的には決して使用致しません。
プロジェクトの展望・ビジョン
本プロジェクトの目標金額が75万円となっております。
手数料などを差し引いた634,500円 全てを治療費に充てさせていただきます。