自己紹介
NPO法人Cherishは、2025年4月に設立したばかりの団体です。大阪府高槻市駅前にある「譲渡型保護猫カフェ Cherish」を運営しております。
これまで一般社団法人Animal Protectが7年間運営してまいりましたが、2025年4月に【NPO法人Cherish】として新たにスタートいたしました。
私たちの願いはもっとたくさんの人を巻き込み、大きな力となって保護猫たちの未来をつなぐことです。猫たちの幸せは、私たちだけの力では限界があります。地域の皆さま・支援者の方々とともに手を取り合いながら、より良い社会を築いていきたいと願っています。
今後も透明性を大切にし、皆様と共に歩む団体として、一歩ずつ前進してまいります。
2018年に誕生したこのカフェは、地域の保護団体様によってレスキューされた猫たちの受け皿として7年間地域に根ざした活動を続けております。
地域の皆様に支えられ、年間約7,500名の方にご来店いただき、年間70頭以上の猫たちを新しい里親様へと繋いでおります。
前回のクラウドファンディングでは、本当にたくさんのご支援をいただき心から感謝しております。おかげさまでカフェのリニューアルを実現することができ、『猫たちにとっても』『人にとっても』より過ごしやすい空間に近づけることができました。
また、ご支援をきっかけにお店のファンになってくださった方や、継続的に応援してくださっている方など、 たくさんの方との新しいつながりが生まれたことも、大きな喜びのひとつです。
さらにこの挑戦の中で、Cherishの支援者の約8割が、実際に里親になってくださった方々だということもわかりました。これは私たちが、譲渡後も信頼関係を大切にしながら歩んできた証であり、他にはない「人と人」「人と猫」の強い結びつきを育めているのだと、改めて感じています。
だからこそ今回のクラウドファンディングでは、私たちにしかできない“巻き込む力”を発揮したいと思っています。
目標金額の達成はもちろんですが、 まだCherishのことを知らない方・保護猫活動そのものを知らない方にまで、この想いを届けていくことを何よりの目的としています。
そのためには、皆さまの「口コミ力」が必要です。
【SNSでのシェア】や【ご家族・ご友人へのご紹介】ちょっとした会話の中で名前を出していただけるだけでも、大きな力になります。猫たちの未来を変えるために――
どうか今回の挑戦にも、あたたかい応援とご協力をよろしくお願いいたします。
|活動への思い
当法人は「保護活動を通じて、人と動物が互いに思いやりをもった、笑顔あふれる社会づくりに貢献すること」 を理念とし、猫たちのいのちを守り、つなぐ活動を続けています。
保護猫カフェを単なる癒しの場ではなく【命と出会い、命を学ぶ場所】として捉え、子どもたちと猫がともに育ち合う「にゃん子屋」の運営をはじめ、職場体験の受け入れや講演などを通じて、保護猫と人が自然に出会い、命と向き合うきっかけづくりを大切にしてきました。
※掲載している画像は生徒様・保護者様より許諾を得て掲載しています。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
2023年の終わり頃からは、これまでにない遠方からの保護依頼・飼い猫の飼育放棄による緊急的な受け入れ要請が相次ぐようになりました。
これは長年の活動を通じて私たちの存在が少しずつ認知され、保護活動の拠点として頼っていただける場面が増えてきたことが大きな要因だと考えています。
しかしながら、こうした緊急性の高い保護ケースでは保護後すぐに医療対応が必要となることが多く、これまでの保護猫カフェ収益だけでは、医療費やレスキュー活動にかかる費用をまかないきれない状況が見え始めています。
対応地域の拡大に伴い、猫たちの命をつなぐためには「より広い範囲での移動が可能な車両の確保」が急務となっています。
現在はオーナー所有の中古車をお借りして移動に対応していますが、車両の老朽化や積載量の限界により廃車が決まりました。今後も安定的に保護活動を続けるため、専用車両の導入が必要不可欠です。
こうした状況を踏まえ、今後も持続的に命を救い続けより多くの猫を助けるため、医療費や移動手段確保の資金支援をお願いしたく、クラウドファンディングに挑戦することを決意いたしました。
猫の虐待や多頭飼育崩壊など、保護猫を取り巻く課題は今なお深刻であるなか、費用の不足を理由に猫の未来を奪う団体にはなりたくないという強い願いがあります。
私たち【NPO法人Cherish】への応援とあたたかいご支援を心よりお願い申し上げます。
「助けを必要とする命」に確実に手を差し伸べるため
このプロジェクトに挑戦することを決意したのは、 **2024年2月にあった2件の保護依頼(計3匹)**がきっかけでした。
ひとつ目は、飼い主が亡くなった後に遺された猫たちのケースです。
遺族によるネグレクトにより、私たちのもとに連絡が入ったときには、すでに1匹は亡くなっていました。助け出せたもう1匹も緊急保護ののち検査を行ったところ、大きな病気が進行している症状がある子も見つかりました。その子は、わずか10日後に静かに息を引き取りました。
「もう少し早く相談してもらえていたら…」 「私たちの活動をもっと多くの人に知ってもらえていたら…」 そう強く思わずにはいられませんでした。
“助けてほしい”と声を上げられる飼い主が頼れる団体でありたい──その想いが一層深まりました。
もうひとつは、ペットショップで購入された猫たち2匹の飼育放棄のケースです。
飼い主の生活環境はいわゆる“ゴミ屋敷”のような状態となっており、飼育困難となったことから、市の要請で緊急保護を行いました。
心を閉ざして「もう誰にも愛されることはない」と諦めていた1匹、 不衛生な環境の影響で膀胱炎などの症状が出ていたもう1匹──※今ではずっとのお家もみつかりました。
詳しくはこちら
この2件の出来事は、私たちにとって大きな転機となりました。
「もしも」に備えられず、飼い主の飼育責任が果たされないことで不幸になる猫たちが、いまや野良猫よりも増えつつあるという現実はどこも伝えていません。
こうした問題をただ受け入れるだけでなく、飼育環境への理解や意識を高めるための啓発・指導を行う団体としても、役割を果たしていく必要があると強く感じました。
猫たちの命を守る現場には、日々こうしたストーリーが存在しています。それは決して特別な話ではなく、私たちのすぐそばで、そしていつ起きてもおかしくない現実です。
次々に舞い込む保護依頼の中で、私たちは常に命の選択を迫られています。だからこそ今回のプロジェクトを通じて、 「声なき命」に耳を傾け、より多くの命に手を差し伸べられる環境を整えたいと願っています。
※掲載している画像・動画は保護依頼主様より許諾を得て掲載しています。
プロジェクト内容
今回のクラウドファンディングでは、 保護猫たちの医療費の補填を目指しています。
第一目標として「保護猫たちの医療費の補填(250万円)」を目指します。そして、プロジェクトが成立した際には、 **第二目標として「保護猫活動専用車の購入」**にも挑戦させていただく予定です。
|🩺 第一目標:保護猫たちの医療費の補填(250万円)
私たちのもとにやってくる猫たちの多くは、遺棄、多頭飼育崩壊、放棄などの背景を抱えています。
体調が不安定な子や、命に関わる状態で保護される子も多く、医療費は年間を通して大きな負担となっています。
実際、昨年度1年間でかかった医療費は約150万円にのぼりました。検査・ワクチン・不妊去勢手術はもちろん、感染症の治療や入院・処置など、必要な医療を受けさせるためには費用が不可欠です。
今回のクラウドファンディングでは、その医療費の一部を補填することで「病気だから助けられない」「お金がないから治療を我慢させる」――そんな現実をなくしていくための一歩にしたいと考えています。
|🚗 第二目標:保護猫活動専用車の購入(350万円)
活動を続ける中で、もうひとつの大きな課題が「移動手段」です。通院や現場対応、保護猫の搬送、物資の運搬など、日々の活動において車は欠かせません。
現在はスタッフの車を借りたり・公共交通を使ったりしながら対応していますが。タイミングや距離に制限があり、活動の幅に限界を感じる場面も多くあります。本心は「保護猫活動専用車の購入」こそが、私たちにとってはもっとも必要であり、強く願っている目標でもあります。
ですが、まずは命を守る医療費の補填を第一目標とし、車の購入は「第二目標」として段階的に挑戦させていただくことにしました。
お願いをする以上、私自身も猫たちのために、より良い保護活動を行うために一肌脱がなければならない――
そんな思いから、第2目標が達成できた際には、運転免許の取得に挑戦することを決意しました。より自立的で機動力のある保護体制を整え、緊急対応や搬送・譲渡活動などできることの幅をさらに広げていきたいと考えています。
|🐈 未来の命を救うために
猫たちは、自分で助けを求めることができません。だからこそ、私たちが「今、できること」を少しずつでも積み重ねていくことが、命をつなぐ道になると信じています。
このクラウドファンディングが、未来のたくさんの猫たちを救う「確かな一歩」になりますように。どうか、あたたかいご支援をよろしくお願いいたします。
【第一目標:250万円】《挑戦中!》
・保護猫たちの医療費の補填≪2024年8月31日~2026年3月31日までの医療費≫
※2025年8月現時点で新に保護予定 10匹以上
【第二目標:350万円】
・保護猫レスキュー専用車の購入
【第三目標:500万円】
・一部店舗の修繕
・今後の活動資金
・隔離施設の確保
なお、目標を超えてご支援いただいた資金につきましては、猫たちの医療費や保護猫活動費として大切に活用させていただきます。
プロジェクトの展望・ビジョン
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
私たち【特定非営利活動法人Cherish】は、猫と人が共存できる社会を作りたいという一心と限られた人手と資源の中で日々活動を続けてきました。
今回のプロジェクトは、単なる「医療費の補填」「車の購入」ではありません。
今回の挑戦は、これから出会うかもしれない「助けを必要とする命」に確実に手を差し伸べるための一歩です。助けたい命がそこにあっても、移動手段がないという理由で断念せざるを得ない現場を生まれるかもしれない。そんな悲しい選択をしないために、私たちはこの挑戦を始めました。
まだまだ力不足な私たちですが、ひとつひとつの出会いを大切に、そしてこれからも人と動物が思いやりでつながる社会の実現に向けて歩み続けてまいります。
どうか、この小さな挑戦にお力をお貸しください。猫たちと私たちに、あたたかいご支援をよろしくお願いいたします。
NPO法人Cherish
– ごあいさつ –
橋本 彩菜/代表理事
はじめまして、NPO法人Cherish 代表の橋本彩菜(さなまる)です。
今回のクラウドファンディングは、 私が代表として初めて挑む大きな一歩です。これまで私は店長として、そしてひとりの保護猫活動者として「この場所だけは絶対に守りたい」と、がむしゃらに走ってきました。
【譲渡型保護猫カフェCherish】は7年間の間に、2度も責任者が突然辞め、 先の見えない不安に押しつぶされそうになった日もありました。「もう無理かもしれない」 そう思った時もありました。
「必ずCherishを救うからついてきて欲しい」という言葉を信じてついてきてくれたスタッフのみんな。そして―― 「ここまでついてきたのは、さなまるさんやからやで」と言ってくれた常連さん。「あのCherishが大好き。さなまるさんにしかできない空気がある」と、笑顔をくれた方。「Cherishから猫を迎えてよかった」「困ったらいつでも協力するよ」と声をかけてくださる里親さんたち。
私のことを、私以上に信じてくれている皆さんの存在が、何度も、何度も、私の背中を押してくれました。だからこそ私は、今ここで一歩を踏み出します。この場所を、もっと安心できる場所に。もっと多くの命が「もう一度のチャンス」をもらえる場所に。
今回のプロジェクトでは、 保護猫の医療費の補填と 緊急時にすぐ駆けつけられるように活動車の購入を目指しています。そしてクラウドファンディングが達成できたら、 皆さんへの恩返しをしようと保護猫たちにより早くと向き合うためにも、私自身が運転免許を取りに行くことも決めています。
Cherishは、私ひとりでは守れません。だけど、“信じてついてきてくれた人たち”と一緒なら、守り続けられる。そう信じて、今回の挑戦に臨んでいます。どうかこの一歩を、共に歩んでください。そして、これからも一緒にCherishという“居場所”を皆さんと育てていけたら、嬉しいです。最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。
応援メッセージ
|女王猫ミミちゃんの里親 H様
Cherish さんから猫をお迎えして一年半が経ちました。以前実家で猫を飼っていたので、生き物を飼うことの責任やお別れの辛さを考えるととても迷いましたが、譲渡前から相談にのって頂き、不安に寄り添って頂いたことで決断できました。譲渡後も困ったときはLINE で相談できて心強いです。お店にいたときは荒ぶる女王様だったミミちゃんですが、今やかまってちゃんな立派な家猫になりました。そんなミミちゃんを見ていると、全ての猫ちゃん達がずっとのお家で幸せに暮らせることを願わずにはいられません。金銭的にも大変ななか活動を続けておられるCherishさんをこれからも応援しています。
|寺岡 直希
株式会社ジオラマ食堂 代表取締役
チェリッシュについてオーナーとなった彩菜さんを私がずっと観ていて思ったことは、猫に対しての知識、経験はもちろん店舗運営に関しての努力が素晴らしい事。そしてスタッフも身体を張って猫の命を守ってると言う事です。実際に何回も足を運びましたが清潔な環境に幸せな猫たちがお客様と触れ合う様子は癒されます。
阪急高槻市駅前と言う家賃が高い場所で事業を営む上で医療費が嵩むと予定していた売上からいきなり突発的に経費が莫大な数字になる事があります。そう言う面でも再度のクラウドファンディングの挑戦は必須です。こちらの猫たちもチェリッシュ様に引き取って頂きましたこともあり安心してお付き合いができます。ジオラマ食堂スタッフも彼女にはお墨付きです!どうか応援をよろしくお願い申し上げます!
|卒業猫 ジズ・マロン→羅生くん生琉ちゃんの里親N様
3年前、Cherishさんで運命の出会いがありました。 たくさんの猫たちの中で、鼻チューでご挨拶してくれたジズくん(羅生)と、マイペースで癒し系のマロンちゃん(生琉)。 時期は少しずれましたが、2匹をお迎えすることになりました。 もともと私以外の家族は、猫がそこまで好きではなかったのですが、何度も一緒にお邪魔するうちに… 今ではみんなすっかりメロメロ。 溺愛のあまり、かけがえのない家族の一員になっています。 スタッフの皆さんは、いつも優しく丁寧にアドバイスをくださり、何か不安なことがあっても、親身になって相談に乗ってくださいます。 今でも私は、Cherishさんに個性豊かな猫ちゃんたちに癒されに行っています。 1匹でも多くの猫ちゃんたちの命がつながり、素敵な里親さんとのご縁が見つかりますように心から願っています。
|卒業猫 ジャックくん・ビッツくん 里親K様
ジャックビッツを迎えて良かった事について
私は小さい頃からずっと猫がいる環境でした。 実家にも今は保護猫ちゃんがいて、私も猫と暮らしたいと思いましたが、一人暮らしで保護猫を迎えたいと思うと審査が厳しいイメージしがありませんでしたが、チェリッシュさんは何度か訪問するたびに、私の生活環境も聞いてくだり、 1人暮らしの私に合った子を紹介してくれましたが、ジャックがカッコよくて気に入ってしまい、兄弟のビッツも一緒にとの事でビッツは触る事も出来ない状況のままではありましたが、2人を迎えました。 ジャックはご飯トイレは当日から問題ありませんでしたが、ビッツがご飯もトイレも3日目でようやく出来るようになりましたが、触ることが出来るようになるまでジャックは2ヶ月、ビッツは10ヶ月かかりました。
その間も、チェリッシュさんに相談し、どうしたら触れるようになるのか、好きな食べ物など教えていただけたおかげで今は、 2人とも甘えたくて、 呼んだら走ってきてくれます。 そして、 うちの子達の良いところは、人の食べ物を欲しがらない事と、イタズラをしないので、チェリッシュさんのおかげで良い子なのだと思っています。 ジャックビッツが長生きできるよう大切に育てていきたいです。
掲載している画像・動画はご本人様より許諾を得て掲載しています。
種別:展示登録番号:4973-5号登録年月日:2025/05/16有効期限:2030/05/15
種別:保管登録番号:4973-2号登録年月日:2025/05/16有効期限:2030/05/15
種別:販売登録番号:4973-1号登録年月日:2025/05/16有効期限:2030/05/15
第一種取扱業取扱責任者:橋本彩菜
事業所の名称譲渡型保護猫カフェCherish