「ペットも家族の一員」 飼い主さん夫婦の投稿への想い

 今回の投稿に込められた思いについて、飼い主さんはこう語ります。

「結婚をきっかけにペットを捨てたという投稿を読んで、ペットも家族の一員で、生涯大切に育ててほしいという気持ちで書きました」

 結婚当時を振り返ると、飼い主さんの奥様への思いは猫たちへの愛情と深く結びついていたようです。

「結婚する前から、この2匹がかわいくてしょうがなかったので、むしろ、ねこ目当てで結婚を申し込んだという感じでした」

ねことの生活で大きく変化した暮らし

20年以上一緒に暮らした後、虹の橋を渡った(左から)紅茶くんと豆茶ちゃんの遺影【写真提供:猫整体 キュベレイ(@cybele_nakano)さん】20年以上一緒に暮らした後、虹の橋を渡った(左から)紅茶くんと豆茶ちゃんの遺影【写真提供:猫整体 キュベレイ(@cybele_nakano)さん】

 飼い主さんの人生は2匹と出会ってから20年という歳月を経て、大きく変わったといいます。

「妻とつき合う前は、それほどねこに興味はなかったので、もし妻とこの2匹に出会わなければ、人生が大きく変わっていました」

 現在、飼い主さんはねこのために一戸建てを購入し、動物取扱業の許可を取得して、ねこが接客する整体店というコンセプトの店を開業するまでになりました。

「自分にとっては、この2匹は、ねこ好き人生の原点ですね」

 長野県安曇野市で猫が接客する整体店を経営している飼い主さん。虹の橋を渡った紅茶くんと豆茶ちゃんには会えませんが、人間大好きなねこたちが熱烈歓迎で出迎えてくれるそうです。2匹が築いた愛の物語は、今も新しいねこたちとの暮らしの中で受け継がれているようです。

○取材協力:猫整体 キュベレイ(@cybele_nakano)さん

(Hint-Pot編集部)

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