
遠野なぎこさん
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女優の遠野なぎこ(とおの・なぎこ、本名青木秋美=あおき・あきみ)さんが死去したことが17日、分かった。45歳。親族が遠野さんのブログを同日更新し、公表した。
関係者によると、都内の遠野さん宅で女性の遺体が見つかったのは3日午後。その後、遠野さんと確認された。
ブログでは遠野さんの親族が「このたび、遠野なぎこ(享年45歳)が永眠いたしましたことをご報告申し上げます」と発表。「故人の名誉のため、死因についてもご説明申し上げます。現在、警察の見解によりますと、事故によるものであり、自死ではございません」と死因についても説明した。
遠野さんはSNSやブログで愛猫「愁くん」の愛くるしい姿をたびたび投稿していたたため、その所在を心配する声もあがっていた。
愛猫については「故人は、生前も大切な愛猫のために日々懸命に生きておりました。どうか、皆さまにおかれましても、その想いをご理解いただけますと幸いです」と呼びかけ。「無事に保護され、現在は安心できる環境で元気に過ごしております。どうぞご安心ください」と伝えた。
5日から7日にかけて、知人で作家の吉川ばんび氏は「何かあったらネコを引き取る約束をしていた」といい、安どと不安が入り交じる胸中をSNSにつづっていた。
1991年にテレビ朝日「鳥人戦隊ジェットマン」に本名である青木秋美の名でデビュー。94年テレビ朝日「嫁の出る幕」から遠野凪子を名乗り、95年のTBSドラマ「未成年」で一躍注目を浴びた。99年にNHK連続テレビ小説「すずらん」でヒロインを演じた。
2001年公開の映画「日本の黒い夏-冤罪」で日本映画批評家協会新人賞を受賞。10年に現在の芸名に改名した。
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