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2025年6月17日 20:12

警察犬「イドゥナ」が14歳11か月で死ぬ 歴代最多の出動件数 事件の捜査や行方不明者の捜索などで活躍 《新潟》

事件の捜査や行方不明者の捜索。新潟県警で歴代最多の出動を誇る警察犬「イドゥナ」が14歳11か月で死んだことがわかりました。

シェパードのメスで県警の直轄警察犬「イドゥナ フォン レーベン」。警察は6月17日、14歳11か月で死んだと発表しました。

14年にわたり強盗事件や傷害事件の捜査、行方不明者の捜索などで活躍。出動件数は523件、新潟県警では歴代最多です。

2011年に県警にやってきた「イドゥナ」。配置から間もない頃は警察官の指示に従うことができませんでした。

それでも訓練を重ね、立派な警察犬として成長してきました。

こちらは4年前、行方不明になった高齢の女性を発見したとして表彰された時の「イドゥナ」です。当時、女性が見つかったのは家族や警察が見落としていた場所。イドゥナがいなければ発見は難しかったということです。

表彰式で用意されたのはご褒美のドッグフードに骨ガム。好物を目の前にして、つい…….。

「いま食べられないんだよ、はい、すわれ。ふせ」

警察庁や県警本部長などから数々の表彰を受けてきました。

しかし、最近は高齢のために体力が低下し、5月、イベントに参加したのが最後の活動になったということです。

様々な事件の解決に貢献してきたイドゥナ。県警は「県民のために生きた犬。ご苦労さまでした」とコメントしています。

最終更新日:2025年6月17日 20:12

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