2018年に和歌山県田辺市の資産家で「紀州のドン・ファン」と呼ばれた男性が急性覚醒剤中毒で死亡した事件で、警察は元妻を殺人などの疑いで逮捕しました。

 殺人などの疑いで逮捕されたのは元妻の須藤早貴容疑者です。警察によりますと、須藤容疑者は2018年5月、和歌山県田辺市の会社社長・野崎幸助さん(当時77)に覚醒剤を摂取させて急性覚醒剤中毒にさせて殺害した疑いなどが持たれています。

 野崎さんは金融業や酒の卸売業など幅広く事業を展開していた資産家で、資産は数十億円とも言われていました。野崎さんは2018年に須藤容疑者と結婚しましたが、そのわずか3か月半後に野崎さんが自宅の2階で倒れているのを須藤容疑者が発見したということです。司法解剖の結果、野崎さんの死因は急性覚醒剤中毒で、血液・胃・肝臓などから覚醒剤の成分が検出されました。

 和歌山県警は、4月28日午前11時から記者会見を開き、事件の詳しい経緯などについて説明するとしています。

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