史上最高難度…又吉の解釈をあなたは楽しめる?最後まで観ると味わえるアハ体験を堪能して下さい【#46 インスタントフィクション】

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29 Comments

  1. 非常に心惹かれる作品でした。
    読んだ直感としては
    ・『夜』→ 一人で感傷的になる時間帯としての夜
    ・『蒸す』→「湿度を上げる」→「湿っぽくする」
    ・『通り過ぎて』→「町を出て」というよりはthrough的な、「色々な人々が住む街中を奔走して」

     (このあたりで、主人公は「湿った一陣の風」のような存在であるイメージができました。)
    ・『○○に。』で列挙されている、紛れ込む対象の夜(感傷)に、湿度を分け与えている。
    ・階段状になっているのは、湿度を分け与えることで自身の体(湿度と空気の体積)が減っていっている表現
     (アンパンマンが、そこかしこで顔を分け与えて、どんどん顔がなくなっていく感じ)
    ・『何にも気づかれずに』→
     「主人公が寝る前に感傷的になっている(湿度が高まっている)夜更かし中に
     町のどこかにいるだろう人々に勝手に感情移入して、
     通り抜けた彼らが現実にそうである以上に、
     湿っぽい感情を抱いていることにして自分の感傷を和らげている。
    ・それが「町を通り過ぎて、様々な人の夜に湿度を分け与えてゆく代わりに
     自身の夜が『からりと』湿度を捨てられた気になっている。」と表現されている。
    ・そうして何とか(見かけ上)フラットな気分で
     何事もなかったかのように平凡な『寝ぼけ眼の朝』を迎える。
    という風に感じられました。
    「感傷的な時間帯に浮かぶ独りよがりな同情」という感傷が定在的に存在したまま日々を繰り返している、
    自分が優しすぎることに気づかない人が主人公かな?
    フランスとか(適当)の、無音の短編アニメーション(始めと終わりに同じシーンが入っているループもの)っぽい
    とも思いました。

    とても好きな文章だったので、つらつらと失礼いたしました。

  2. 病んでる人に刺さるなぁ…

    あいみょん的なセンスを感じる

  3. 私はこう読みました。
    夜蒸し=世無視
    「私」は苦しんでいる人の「涙」
    苦しんでいるのは子育て中の母親で、産後うつの様な…
    涙が、夜のアスファルトで蒸されて水蒸気となって、現代の苦しみと絡み合い、浄化させて、誰にも気づかれることなく日が昇って(からりとという言葉で日の出を揶揄したと感じた)穢れた水蒸気は跡形もなく消えて、残ったのは寝ぼけ眼の朝だ。また1日が始まる。
    こんな状態が日常的にあるのをあなたたちは知っていても無視している。
    子育ては大変で、日本はまだ父親は手伝っちゃくれないし、シングルで育てている人の苦労も見て見ぬふり。
    そう読んでしまいました。

  4. 同じ詩を何通りも考えられる万博先生視点も素晴らしいのですね。
    文章の途中までは人間以外の物質か虫が主人公なのかと最初は思いました。

    でも、人だったとしたら励ましてあげたいですね。

    私なら『止む死』の方が好きです(^-^)
    「やむし」って聞こえ方は話し言葉では自虐をポップに言ってるみたいで悲しくならなくていいかんじに個人的には聞こえます!

  5. 「夜無視」…と読んでみました。
    夜の両面性はどちらかだけではなく、ネガティブ・ポジティブが混ざり合った状態。
    涙や血液で熱を持ち「蒸し」されたはずの「夜」が「無視」されてしまい、からりと揚がった朝がまた始まる…に繋がる。
    この夜を無視することに賛否はつけられない。両面性を持ったまま、日常は繰り返される。

  6. I'm so grateful for these reading exercises! Afterwards, like Kodama-san, 「すごく疲れました!」Yes – I am exhausted…but also amazed.

  7. 四(死)が抜かれてるので、
    〚死ぬ気〛(四抜き)ということが答え。

    段々と、階段を登っていく。

  8. これは先生たちにも見て感想を聞かせてほしいやつ

  9. 通り雨じゃないかなぁ、
    アスファルトが焼けてるから雨が落ちるとその街がふかされて湿気を帯びる、その状態をそれぞれに影響させてるんでしょうね。

  10. 万博先生の解釈とコメント欄の「よふかし(夜蒸し)」の読み方から個人的に解釈がかなり深まりました。

    個人的に見える情景としては夜半にSNSを眺めてながら眠りに落ちていく人、かなと。

    そうするとかなり共感性を持って内容を噛み砕けるように思いました。

    ・私が夜を蒸してやった。そりゃあもういい塩梅に。
    →これは字のまま、夜ふかしした私の描写。いい塩梅なんでそれなりに深くですかね。

    ・街を通り過ぎて、硬いアスファルトの上から飛び出し、紛れ込んだ。
    →ここは万博先生の解釈どおり、“街”という日常を離れ、硬いアスファルトの上という物理的な現実から飛び出し、別の場所に紛れ込んで行った、つまりネット上の世界かな?と

    ・泣く子を愛し…〜…唇に。
    この階段状になっている部分は全く万博先生の解釈のまんまです。この夜を穏やかに過ごせない人々。個人的にここで思ったのがSNSでした。今まさに穏やかに過ごせてない人々がせめて物理的現実とは別の場所として吐き出す場所、そして流れていくそれを眺めている私。
    そして徐々に微睡んでいく。

    ・何をするでもなく、混ざり合って、何にも気づかれずに。
    →そう、実際には何もしていない、そしてその場所に自分も混ざって行ってしまう。
    ただし、何にも気づかれずにという自意識があるということは、何かしらのアクションを起こしたのでは無いかとも思えます。ただそれに対するリアクションは無かったのかなと。

    ・そうして、からりと揚げられた夜に、跡形もなく消え去り、後に残ったのは、寝ぼけ眼の朝だけであった。
    →タイムラインは流れてまるで消え去ったようにすらなって。後に残ったのは寝不足な自分の寝ぼけ眼だけ。

    万博先生も言っていましたが、夜は感傷的な、なにか嫌な感情を助長させる感じがあると思います。
    また特区と言っていたもの、仮の町、それってまさに今のSNSちゃう?と

    いささか俗っぽくなりすぎな気もしますが、今のところこの解釈が自分としてはすっぽりと収まってます。

    これなら読む死にもなりえるし、一つのリプライが(それに反応がなかったとしても)止む死にもなり得るなあとか妄想してました。

  11. 4文字がないので、四無視→世無視で、夜逃げの話かなと思いました。
    いろいろ大変な世の中だけど俺は世を無視して逃げるぜ!みたいな。
    「蒸し」だったのに「揚げ」に変わっていたので、揚げる→フライ→飛ぶ、で逃げることにもなるかなと。
    こう読むと、あまり深みのあるものにはならないですが、言葉遊びみたいな文章かなと思いました。

  12. 小説家を目指す人たちの作品を無料で勧められて読んだ経験があるんですが、病気のせいか支離滅裂で読み手が苦戦した経験をしたことがあります。これって私だと疲れちゃってもう読みたくないと思うのですが、オモシロイと思う人結構いるんですかね、、、

  13. 13階段のようにもギロチンの刃のようにも見える。
    でも、死=4(文字)は無くて。

    蒸すことでネガティブが落とされポジティブが高まるイメージ。

    みんな色々抱えてるだろうけど、頑張って生きていこうぜ。辛い時は寄り添うからさ、みたいな感じに読めました。

  14. メンタルの調子によって読み方が変わる作品だなぁと思いました。
    自分は今結構疲れていてお腹の調子も悪いので、良くない方に引っ張られそうになりました。
    今日は早めに寝ます。

  15. 読書は、造り手と受け手の協働作業や。ちゅーんがこれほどのものか!
    と感動させられました。鳥肌

  16. いや、一番ベタな所に触れてないのがすごい気になる
    文字数が減っていって、4文字がないのが一番ツッコむというか
    考察するポイントだと思ったんだけど
    これを平然と無視できるのは文系の人だからかなと理系の自分は思った

  17. 最近知ってハマりました…😭
    今度フィッシュマンズもやってほしい!!

  18. アスファルトに落ちた雨粒が少しずつ蒸発していくようにも思えました。

    雲⇄アスファルトへの循環が、ネガ⇄ポジの繰り返しを連想させられます。

  19. 自殺の夢の様に思えました。
    夜にかけるみたいな。
    階段の解釈は自分も意識の朦朧だとおもいました。

  20. アハ体験させていただきました❤
    万博先生の解釈、毎回ほんとにスゴイです✨
    なぜそんなに様々な方向から文章を読むことができるんですかぁ😍
    次回も楽しみにしております♪

  21. 言葉遊びしやすい文章で解釈も色々出来そうですよね!面白い!!
    ヴィジュアルで言うなら中部は蒸して出ている蒸気に見えるし、蒸気が程よく出たからこそ「からりと(蒸し)揚げられた」とも読めるかな?
    蒸し出た蒸気を銀幕に、昼の光で見えなかった一コマが夜に蒸し返されては消えていくのは綺麗かもしれない
    確かに蒸気は昼より夜の方が映えて見える気がします
    昼の厳しさ、盲目さ、夜の優しさと程よい距離感を感じます
    ただ、僕はこの文は願いに近い気はしました
    「いい塩梅に」はなかなか難しいですし、どんなにうまくやってもなかなか「跡形もなく消え去り」はしないですよね
    実際消えていくのは昨日あったほんの些細な優しくしてもらった事や、嬉しかった事のが多くて、残るのは昨日あったほんの些細な傷ついた事、嫌だった事、辛かった事ですものね

  22. アスファルトは"熱"を溜め込む性質があり、溜め込んだ熱を日中だけでなく夜間も大気へ放出し続ける。
    【蒸す】湯気や水蒸気などで加熱する
    【蒸かす】水蒸気で柔らかくしながら加熱する
    情熱さえあれば辛くやるせない夜もなんとか乗り越えられる。

  23. 解釈を聞いて短編映画を見たかのように情景が湧いてきた。救いの話にもなるって転換、感動しました