岩手県独自の緊急事態宣言が解除された中、県内では経済を回す観光イベントが再開する。
観光に携わる人たちは、この夏、北東北3県で実施される大型の観光キャンペーンに期待を寄せている。

5月31日は、県内の観光関連の事業者が一堂に会する「いわて観光推進キャンペーン協議会」の2022年度初会合が開かれた。
この中では、2022年7月から9月末にかけて、岩手・秋田・青森の3県で実施される観光キャンペーン「ドキドキ、キタキタ北東北」の概要が紹介された。
キャンペーンでは、それぞれの県で自然や食の魅力を堪能できるツアーが用意されるほか、県内では「盛岡さんさ踊り」の特別公演などが予定されている。

県独自の緊急事態宣言は5月30日に解除されたが、事業者たちは引き続き感染対策を徹底しながら事業を進めていきたいと話す。

県観光協会 谷村邦久理事長
「今まで以上にコロナ感染症に気を付けながら、一方ではお客さんの受け入れ態勢に万全を期したい」

いわておかみ会 橋本英子会長
「これから今までの挽回をしていこうと思っているし、また感染対策も相変わらず慎重に、どの宿も観光関連の皆様、気を使いながらやっていきたいと思っている」

達増知事は「感染状況を注視しながら外国人観光客の誘客にも取り組みたい」と話していた。

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