日本テレビ系で1991年4月~2000年3月まで放送された深夜の人気番組でシリーズ化されていたゲストと一緒にパチンコを打つ企画です。
今回放送された時期は97年の4月以降に放送していた回だと思われます(当時の記憶を具体的に覚えていないので曖昧で申し訳ないです!)
※諸事情によりテレビ画面をそのまま撮影しております。古いVHSな為、映像の途中ノイズや乱れなどがあります。また放送上で使われていたBGMの上に別のBGMを被せて流している部分がございます。以上の点につきましてはご了承ください。
【出演者】レギュラーメンバー・中山秀征さん・飯島直子さん・松本明子さん ゲスト出演者・向井亜紀さん(土曜日の朝の番組、旅サラダに出演)
【収録店舗】SPACE PINTA(スペースピン)さん 場所・東京都港区白金台
【今回収録で使用した機種】(3機種)
第一回戦【CRフィーバービックパワフルFX】1996年登場 SANKYO(三共)
フィーバーパワフルシリーズのCR機版の第2弾にあたる機種。初代CR機版はCRフィーバーパワフルⅡです。(初代フィーバーパワフルⅢのCR機版・初代CR版とⅢでスペック上、違う部分があります)
大当たり確率・1/331 確変中確率・確率不明
確率変動は7の3つ揃い2ライン以上とオールフルーツ(9分割の画面に全部オールフルーツが止まる)で当ると以後2回ループ継続するまで確率変動に突入。(突入率25%・1/4)時短は無し。
但し、大当たり9回までの自主規制的な確変大当たり回数の上限リミッターが付いている。
(後の日工組内規による連続大当たり回数の上限規制、5回リミッターになる前にSANKYOさんが確変継続大当たり上限回数のリミッターによる自主規制を自ら行っていました。CRFマッスルGPとCRFコマンドSPは9回リミッター、CRF彩は12回のリミッター付き)
※日工組(日工組はパチンコのメーカー組合)内規による5回リミッターの正確的な規制名称は80R上限規制です。16R(2400発)×5(大当たり5回)=80R(トータルラウンド数)当時、5回リミッター機以外で出玉をかなり減らして大当たり上限5回以上のリミッター機種も一部でありましたがあまり設置導入されずに消えていった機種もありました。
この機種のメインデジタルに関して、中央にある液晶の9分割8ラインではなく右下にある小さな7セグ表示機でした。その為、液晶よりも7セグが先に揃ってアタッカーが先開きしてしまう仕様でもありました(動画内でも同様の現象がチラッと映っています)
ビッグパワフルシリーズの兄弟機に【CRフィーバービックパワフルEX】もありました。
大当たり確率・1/398(FXよりも確率が悪くなってます) 確変中確率・確率不明
確率変動突入率が33.3%(1/3)にアップされています。その他の仕様は殆どFXと同じです。EXの導入地域について初めは北海道限定で導入されていましたが増産をきっかけに全国へと広がっていきました。FXからEX(スペックアップ)へ入れ替えた店舗さんもあったそうです。
第二回戦【CR ガオガオキッズ4】1996年登場 Sammy(サミー)
大当たり確率・1/376.8 確変中・1/61.1
確率変動は3・7・BAR図柄とティラノサウルスのGAO図柄(上中下段を使ったデカ図柄)の5ラインまたはデカ図柄のみ1ライン上で3つ揃い、計15通り(※3とBARのW揃いの大当たりが1通りある為、16通りではなく15通りになります)で当ると以後2回ループ継続するまで確率変動に突入。(突入率33.3%・1/3)時短は無し。
大当たり出玉に関して確率変動図柄で当ると10Rで1500発、通常図柄で当ると16Rで2300発になります。確率変動図柄で大当たりすると通常図柄大当たりよりも出玉が少ない機種は他社のメーカーさんでも一部採用されていました。(奥村遊機さんのCRオーシャンブルーなど)
※松本明子さんが放送内(動画の 24:55 ~)でガオガオキッズ4の『合図があった!揃う時(大当たりする直前)にココ(電チュー)がパカッっと開いた』発言(松本明子さんの大当たりする直前、通常時に電チューが開いた!大当たりの前兆!?先読み!?に関する発言)の理由については下記のネタバレにて
第三回戦【CRサクセスストーリーSP】1996年登場 平和
大当たり確率・1/398.5 確変中・1/53.1
確率変動は15図柄中、3、7、ケイコ(10図柄)、スミス(12図柄)、マハラ(14図柄)の3つ揃い、計5通りで当ると以後2回ループ継続するまで確率変動。(突入率33.3%・1/3・通常図柄と区別する為、確率変動図柄の右下に星マークがついている。※3、7の確率変動の数字図柄にも星マークがついています。時短は無し。
この機種は新枠のスペースサーキットモデル枠が採用されましたが、平和さんのこの機種以降からCR機の連続大当たり回数の上限規制5回リミッター時代に突入となった為、平和さん最後のフルスペック機となり、この機種だけでしかスペースサーキットモデル枠が採用されませんでした。(当時、確変突入率33.3%で確変継続が2回ループ機の事をフルスペック機と呼ばれてました)
当時のパチンコ雑誌などの記憶になりますがこのスペースサーキットモデル枠が次機種以降、採用されなかった理由の一部としてゴト問題があったらしくピアノ線などで枠の外側から内側へと狙われやすい構造だった為、平和さんのCR機の5回リミッター機からは枠を急遽変更したのではないかとの噂もありました。(うる覚えなので噂程度の情報で読んでください)
この機種限定でスペースサーキットモデル枠が使われてしまった為、専用枠のイメージもついてしまったと思います。
【ここから先は動画内容のネタバレ】松本明子さんの通常時(確変中も含む)の電チュー開放に関する発言について
※松本明子さんが放送内(動画の 24:55 ~)でガオガオキッズ4の『合図があった!揃う時(大当たりする直前)にココ(電チュー)がパカッっと開いた』発言(松本明子さんの大当たりする直前、通常時に電チューが開いた!大当たりの前兆!?先読み!?に関する発言)の理由について
まず飯島直子さんがガオガオキッズ4を打っているシーンの 24:20 ~ に映っていた通常時に電チューが一瞬パカッと開いた部分。その直後にリーチが発生して確変図柄で大当たりすると言う流れ。
それを見ていた松本明子さんが『合図があった!揃う時(大当たりする時)にココ(電チュー)がパカッっと開いた』と発言する。その後も『ここ(電チューを指しながら)が一瞬、ピロっと(電チューが開く)』や確率変動に突入した飯島直子さんの台を見ながら『パコだ!パコッ!(電チューが開いた)』と何回も【電チューが開くと大当たりが来る!?】大当たりの前兆がある的な発言をしますが…
その後、中山秀征さんがその件で訂正を入れる前に松本明子さんが『私、パチプロだから。パチプロなんですよ。もう、あのね台湾の機種もこうだから(大当たりする前に電チューが開く)』と発言した後に、中山秀征さんが『一つだけ言わせてもらうと、パチンコ通の方も観てらっしゃるので言わせてもらいますと、確率変動中は出る出ない関わらず、ずっとパカパカ(電チューが高確率で開放)しています。ですからこれは次、揃う、揃わないは関係なくずっとパカパカしているもんなんです。台湾の機種もそうです!』と松本明子さんに説明して納得させていました。
まずこの件について松本明子さんが何故このような発言したのか?の理由(きっかけ)から
私のチャンネルで以前に動画をアップした【テレビで王者を決める特番その1】【爆裂!台湾VS日本パチプロタッグマッチ】~世界の超人に挑戦・台湾パチンコ決戦~にて、この番組のMC&台湾の現地レポーターを松本明子さんが務めていました。
※その動画は下記のURLから観れます。
この動画内にて台湾でパチンコを打つ対決をしている最中に台湾チームの男性メンバーがSUPER PHOENIX(スーパーフェニックス)を打っている時にアタッカー(大当たり出玉獲得用)が一瞬、開いて喜んでいました。(動画の 14:20 ~以降のシーン)その理由について松本明子さんと日本チームのベンツ小林さんが尋ねてみたら『一瞬開いたら(アタッカー)大当たりの合図だよ!』と言われました。そしてその直後に大当たりしました!更に台湾チームの女性メンバーも同機種でアタッカーが一瞬開いて『わたしも開いたわ!もうそろそろ当たるわ!』と言った直後に大当たりしました。
この台湾パチンコ対決ロケの後に多分、この番組のロケ(都内でパチンコを打つ)があったと思われます。この一件が理由で松本明子さんは台湾のパチンコの仕様と日本のパチンコの仕様が同じだと思い込んでしまい間違って発言をしちゃったのだと思います。
台湾と日本のこの件を比較しますと台湾のパチンコは出玉獲得用のアタッカーが一瞬パカッと開いた事による前兆(先読み)演出的なものでした。日本で打っていた(ガオガオキッズ4)時は確変中の持ち球サポート用の電チューがたまたま通常時にミニデジタルの抽選に当選して一瞬開いたという事です。気になった部分としては松本明子さんがまずアタッカーと電チューの区別が出来ていなかったのかという所。この番組で今までCR機は何機種も打っていましたし台湾の件はアタッカーが一瞬、開く仕様の事ですから、日本のパチンコの仕様に関する部分の知識や理解が足りないまま今まで打ってきたのでこのような発言の流れになってしまったんでしょうね。
台湾のパチンコは大当たり図柄(数字や絵柄)によって連チャン数が決まっている事や更に連チャン倍数抽選機能(再抽選的なもの)も搭載されているので基本的に初当たりしたら連チャン数が決まっているという仕様が多いみたいです。※一部で何連チャン続くか分からない数珠つなぎ連チャン的な仕様の物もあります。
一部を除いては日本のような確率変動と電チューを用いて何連チャンするか分からない仕様ではないという事になります。
今現在(動画公開の2022年)日本のパチンコの場合は確率変動と電チューを用いて連チャンをさせたり、旧1種2種混合タイプみたいに確率変動は使わずに2種(羽根物の仕組み)を用いて高確率で大当たりの連チャンをさせる機種などがあります。確変リミッター機や役物機など一部の機械を除くと、基本的に初当たりの段階で何連チャンするか分からない仕様で電チュー(特図2や2種の抽選用など)を用いた仕様になっているものが多く見受けられます。
この部分をしっかり理解していなかったから『電チューがパカッと開いた』大当たりの前兆?先読み?発言が出てしまったんでしょうね。
また中山秀征さんの『台湾の機種もそうです!』部分の発言も正確ではないんですよね。台湾の機種で電チューを搭載した機種も一部あるみたいですが、確率変動と電チューを用いた連チャン仕様の文化ではないのでこれも間違った発言になってしまうんですよね。
この件に関する発言についての理由と原因をまとめますとタレントさんなので元々パチンコのコアなファンではないから知識などの面でこの様な発言になってしまったという事でしょうね。パチンコのコアファンの中でも台湾パチンコまで幅広く知識を持っている人も限られてしまいますからね。
番組の内容的にパチンコの初心者やライトユーザー向けに作られている企画内容でもありますから仕方ないっちゃ仕方ないんですよねw
松本明子さんの『合図があった!揃う時(大当たりする直前)にココ(電チュー)がパカッっと開いた』発言の理由はこの番組のパチンコ企画回よりも前に行った他局の台湾パチンコ対決のロケが原因だったというオチでしたw
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