中防想定南海トラフ地震C11の3次元津波シミュレーション例
津波の高さは、既存堤防より高く、または地震によって堤防沈下・崩壊した場合は、堤防越流が発生し、僅か数分間で大量の水が市街地に流れ込み、浸水が一気に広がることが確認できる。
この3次元津波シミュレーションは、沿岸海域から宮崎市中心部まで6km×5kmの領域を対象領域とした。複雑な地形と建物の実形状を再現するため,国土地理院の5mメッシュの標高データと日本水路協会の海図データおよびGoogleEarthの航空写真などを基に,市街地周辺の堤防,橋梁,港,建物(3階以上のRC構造)の3D都市モデルを構築した。
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